才能は宝探し
先日の発表会でのこと。
最後にピアノ講師がお二人で連弾を披露して下さいました。
その演奏が素敵で
「すごいなー!私には絶対弾けないなぁ。」と思って聴いていました。
でもね、本当にそうなのだろうか?
今の私には弾けないのは事実。
でも「私が絶対に弾けない」のは事実ではないのでは?と。
なぜなら目の前で弾いているのは
私と同じ「人間」なのですから、ね。
いつの時点かで、
ピアノが好き!自分も弾けるようになりたい!と思い
ピアノを始め、練習を継続していたら
ある程度は弾けるようになっていたはず。
今に至るまでの間、そう思うことなく生きてきた。
だから今弾けないのは事実。
でもだからと言って「絶対に弾けない」「私にはピアノの才能はない」は
必ずしも事実ではない。
今から始めても、いつかは自分がまぁヨシ!と
思えるくらいには弾けるようになるかもしれません。
世の中には多種多様な才能を持った人が溢れている。
音楽、アート、文学、スポーツ etc
自分には到底できないと思うことを目にするたび
息を呑み、感嘆します。
でも、みんなみんな同じ人間。
今、実際にできている人がいるということは
自分にもできる可能性はゼロではないはず。
もちろん天賦の才を与えられた人はいると思う。
でも才能溢れていると思われる人の多くは
自分の才能を探し当てた人なのでは?と思うのです。
「自分はこれが好き。」
「これをやってみたい。」
そんな自分の気持ちを無視せず
大事に向き合った人たちなのかもしれません。
「自分には何の才能もない。」と簡単に言ってしまえるけれど
そんな時、自分の中の小さき自分が泣いているかもしれません。
「私はこれが好きだよ!」「これがやってみたよー!!」と。
才能は宝探しみたいなものかもしれません。
「自分は何が好きなんだろう?」から始めてみよう。
もしかしたら思いもしなかった自分の才能に
出会えるかもしれません。
さぁ、宝探しの旅に出掛けよう!
さぁ、行くよ!
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