麦茶

日本国内で流通している麦茶の種類は、3種類。
①小粒大麦
②大粒大麦
③はだか麦
を使った麦茶が主流です。

麦茶は、古くは平安時代から
「麦湯」として飲み親しまれてきました。

夏に麦茶のCMがよく流れる理由は、
麦茶の効能にあります。

麦茶には、
汗をかいた時に不足しがちな
【ナトリウム】や【カリウム】といったミネラルが豊富に含まれています。
ノンカフェインで身体にとってのデメリットも少なく、体を冷やす効果がある麦茶は、夏に最適の飲み物です。

その他にも、
骨や歯の構成成分となる【カルシウム】【リン】
皮膚や粘膜の健康維持を補助する【亜鉛】
といったミネラルも含まれています。

麦茶(大麦茶)の食物繊維は、
さつまいもの4倍!
精白米の17倍!
腸内環境をよくしてくれる麦茶は、
かくれ脱水による便秘の予防や解消も期待できます。

500mlの麦茶のカロリーはたったの5kcal。
糖質は1.5g。
体を冷やすので飲み過ぎには注意が必要ですが、健康づくりにはもってこいの飲み物と言えます。

麦茶をオススメする理由はまだあります♪

抗酸化

麦茶に含まれるポリフェノールには、
抗酸化作用があると言われています。

緑茶やコーヒーには劣りますが、
手軽に作れて、
いつでもどこでも誰でも飲みやすいのが
麦茶の良さでもあります。

細胞を傷つけ、
❌がん
❌脳卒中
❌動脈硬化
❌心筋梗塞
などのさまざまな病気をもたらすのが
「活性酸素」です。

活性酸素を抑制する働きのある成分には
「ポリフェノール」が有名です。
麦茶には、
【カテコール】や【ゲンチシン酸】といったポリフェノールが含まれています。

胃の粘膜保護

麦茶には、胃の粘膜を保護する作用があります。

夏になると辛いものが食べたくなりますが、
一緒に麦茶を摂れば、胃の粘膜を保護してくれ、
お腹が荒れにくくなります。

血流改善

麦茶を作る方法には、2種類あります。
水出しと煮出しです。
麦茶の香り成分である【アルキルピラジン】は煮出すことで奥深い香りを出し、麦茶の味わいを楽しむことができます。

また、【アルキルピラジン】には血流を改善する作用があると言われています。

麦茶とミネラルウォーターを飲んだ後の人間の血液の状態を調べる試験によると、
ミネラルウォーターでは飲む前後で血液に変化は見られませんでしたが、麦茶を飲むと血液の流れはよくなり、その効果は60分後まで続いたようです。

体内の水分量が不足しがちな夏は特に血液がドロドロになって血栓ができやすくなります。
脳梗塞や熱中症を防ぐためにも、水分を摂ることはもちろん、血液をドロドロにしない工夫のひとつに麦茶がオススメです。

虫歯予防効果

麦茶の元となる焙煎大麦には、
虫歯の原因となるミュータンス菌を防ぎ、
微生物の生成や固着を予防する働きがあります。

ノンカフェインであることから、
赤ちゃんや妊婦さんが飲んでも安心⭐︎
まさに老若男女誰でも飲める健康茶です♪

整腸作用

麦茶(大麦茶)には、
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が
バランスよく含まれています。

夏の偏食によるお腹の不調が解消されれば、
肌荒れなどを防ぎ、
免疫力の向上などにも繋がります。

麦茶のアレンジもあります♪

①砂糖麦茶
麦茶のミネラルと砂糖の糖分が
夏の疲れを解消してくれます。
1Lあたり大さじ1杯の砂糖が目安⭐︎

紅茶が好きな人はやってみて♪
(ちなみに鍬間は麦茶ラテは苦手です💧)

②塩麦茶
麦茶1Lあたり1~2gの塩が目安⭐︎

昆布だしや梅こぶ茶のお粉を入れて
お茶漬けに使っても♪

③梅干し麦茶
はちみつ梅が大好きな鍬間は、麦茶にはちみつ梅を入れたりすることがあります♪
(芋焼酎の麦茶割りに梅干し入れたり…♡)

その他にも
炊き込みご飯に使ったり、
デザートに使ったり、
(お店ではゼリーで出てきました)
麦茶は飲んでもよし♪
料理に使ってもよし♪
の万能茶♡

夏だけじゃなく、
通年飲みたいお茶です🫖

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