脳活〜BDNF〜

BDNFは、
Brain-derived neurotrophic factor
の略称です。

脳由来神経栄養因子と呼ばれる
たんぱく質の一種です。

神経細胞の発生・成長・維持・再生を
促進させます。

脳の中で記憶を司る「海馬」に多く含まれており、脳の活性化に大きな役割を持っています。

血液中にも存在しており、血中BDNFの濃度を調べると65歳以上になると加齢に伴ってその量が低下し、認知機能が低下する原因のひとつとして考えられています。

BDNF濃度が高いと記憶力や学習能力などの認知機能評価スコアが高いこともわかっており、脳機能との深い関わりが注目されています。

中強度から高強度の有酸素運動を長期にわたって行うことによって、血中BDNF濃度が上昇することがわかっています。

ポイントは定期的かつ長期間の運動習慣により効果が期待できるということです。

週に1回程度の運動、
そして軽運動では
足りないということになります。

食品からBDNFを増加するには、
🧀カマンベールチーズ
🍫高カカオチョコレート
が有効です!

葉酸
DHA
フラボノイド
ペプチド
もBDNFの増加を助ける栄養素です。

ストレスホルモンであるコルチゾールが
長期間持続的に分泌され続けると、
抑制機能不全となり、
ホルモンが分泌され続けて
海馬を損なってしまいます。

鬱病の患者さんは海馬が小さくなり、
海馬が小さくなればBDNFも低下します。

怖いなぁと思うのは、
更年期において例えば最長10年ストレスに晒され続けたとしたら・・・
鬱も認知症も発症し、
健康未来が危ぶまれるということです。

とは言え、
カマンベールチーズも高カカオチョコレートも
毎日は食べられません。

まず、
💡必要な栄養素をきちんと摂る
これが大切になります。

BDNFが低下していく65歳前後になって
急に中強度の運動をするのは難しいです。
若いうちから、
長期的に運動を続けることが大切です。

ストレスがあると、海馬が萎縮します。
できるだけストレスを溜めないこと💡

そして脳がきちんと正常に働くようにすること💡

脳ってとっても繊細です。

知識がないと、
ただ脳が衰えていくのを待つしかなくなります。

食事療法の必要性を感じています。

あ、いま「鍬間先生って食事に気をつけている気配がないよね⁈」と思った人がいますね(笑)

外食もお肉も大好きな私でも
認知症対策として
気をつけていることがあるんです♡

脳の勉強をすれば、
日常においての気をつけ方がわかる😎

まずは、今回のキーワード『BDNF』から♪

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