効率よく栄養を吸収する組み合わせ

新型栄養失調とは、
摂取カロリーは足りているのに、
特定の栄養が不足して
体の不調につながることです。

一日3食摂取していても、
偏った食生活が引き金となって起こるため、
食生活を見直して
不足しがちな栄養素の摂取を心がけましょう。

そして、
せっかく栄養価の高いものを摂っていても
吸収率が低いのはもったいないですよ!

ということで
代表的な良い組み合わせを覚えておきましょう♪

①【ビタミンB1】
✅糖質のエネルギー代謝を促す
✅乳酸を減らす

②【アリシン】
ビタミンB1の吸収率を高める

例:①豚肉+②ネギ属の野菜(にんにく・玉ねぎ・長ねぎ・にら・らっきょう・あさつき)

③【鉄】
✅全身に酸素を運ぶヘモグロビンの栄養素

④【ビタミンC】
✅非ヘム鉄の吸収率を高める

例:③レンズ豆・小豆・枝豆などの豆類、納豆などの大豆加工品、小松菜やほうれん草などの野菜、ひじきなどの海藻類を使うおかずを食べる時は、デザートに④オレンジ・キウイ・イチゴなどの果物を食べる

ヘム鉄と非ヘム鉄について

⑤【ビタミンE】
✅体内で発生する活性酸素から体を守る

⑥【ビタミンC】
✅役割を終え効力が弱まるビタミンEの再活性化

例:⑤ブロッコリー、ほうれん草、ナッツ類を食べる時は、⑥オレンジ・キウイ・イチゴなどの果物を一緒に摂取する

⑦【カルシウム】
✅骨や筋肉などをつくる

⑧【ビタミンD】⑨【マグネシウム】⑩【クエン酸】
✅カルシウムの吸収率を高める

例:⑦豆腐+⑧鰹節、⑦干物+⑩柑橘類

マグネシウムについて

⑪【リコピン】
✅抗酸化作用

⑫【フィトケミカル(ファイトケミカル)】
✅リコピンの吸収率を高める

例:⑪トマト+⑫にんにく、玉ねぎ(+油)

⑬【ビタミンB群】
✅糖質・タンパク質・脂質を代謝する
✅疲労回復

⑭【硫化アリル】
✅ビタミンB群の吸収率を高める

例:⑬レバー+⑭にら、玉ねぎ

栄養吸収を阻害するものも覚えておきましょう!

❌リン
加工食品や清涼飲料水などに比較的多く含まれるリンの摂取量が多いと、カルシウムの吸収が悪くなります!

❌タンニン
緑茶や紅茶などに含まれる苦み成分タンニンは摂りすぎると鉄の吸収を悪くさせます!
食中や食後はタンニンを含まない麦茶やほうじ茶がおすすめです。

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