【バイオ・エクササイズ】アメリカからの水中運動の風

日本におけるアクアエクササイズ・セラピーの資格養成やワークショップを数多く開催している、アクアダイナミックス研究所主催の特別講習会「バイオ・エクササイズ」に参加してきました。

私が水中運動について学ぶものは、ほぼこちらの研究所が開催されているものです。

同じ資格を持った方々にお会いできる場でもあり、自分のやっていることを確認したり修正したり、新しく取り込むことのできる場でもあります。

2月〜4月には、こちらで講師をそれている方の働いている施設に伺ったりもしました。

健康でいなければいけない?

「失われたものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」

今回初めて、海外講師の方から講義&実技の内容のものを受講しました。

バイオ・エクササイズとは何か

脳⇔神経⇔筋肉の連携を促進させ。機能改善を総合的にアップする新しい運動プログラムの考え方とその具体的な方法です。水陸兼用の運動プログラム。「心」と「体」の一体感が向上するため運動機能の抗退化性・抗老化性を防止する。視力・聴力など五感の感受性がアップ。特に水の特性を活た柔軟性と抗重力筋群を強化。大関節群の可動域を広め、関節の6つの軸力を高めます。とても興味深いアクアエクササイズです。

アクアダイナミックス研究所ホームページより

アメリカからいらしたLaure Denomme(ローリー・デノメ)先生は、私たち受講生をしっかり観察しながら進めていらっしゃっており、講義・実技の内容はもちろん、その姿勢や人柄に感動した2日間でした。

この中で出てきた「応用機能科学」と「脳由来神経栄養因子」という言葉。難しい字面ですが、調べたものを簡単に記すと

●応用機能科学(AFS)
目的に合わせた運動を可能にする科学の集合体)。
全ての年齢層・能力レベルの個人にとって、より実践的でファンクショナルな評価・トレーニング・コンディショニング。
リハビリ・傷害予防を提供するための基本原則〜方策〜テクニックのプロセスによって成り立つ。

https://kinetikos.jp より引用

⇒バイオエクササイズでは、この応用機能科学を取り入れています。

●脳由来神経栄養因子(BDNF)
脳細胞の増加に不可欠な神経系の液性タンパク質。
学習・記憶・高度な思考に必須で、「脳の神経を成長させ、保護する物質」である。
有酸素運動が有効(30分を長期的に週3回程度)

⇒この脳由来神経栄養因子は、陸上の運動より水中の運動での大幅な増加が見られるそうです!

この2つの要素が出てくることで、今までさまざまな先生方から学んだことが私の中でしっかり肉づけされたことがとても大きな収穫でした。

健康でいなければいけない?

「健康産業」に関わっているからこそ、改めて考えてみました。

「健康」ってどんな状態のことなのでしょう?

日本WHO協会が、WHO憲章の全文を仮訳したものを一部抜粋して見てみると

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。
人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれることは、あらゆる人々にとっての基本的人権のひとつです。 
世界中すべての人々が健康であることは、平和と安全を達成するための基礎であり、その成否は、個人と国家の 全面的な協力が得られるかどうかにかかっています。

(中略)

健康を完全に達成するためには、医学、心理学や関連する学問の恩恵をすべての人々に広げることが不可欠です。
一般の市民が確かな見解をもって積極的に協力することは、人々の健康を向上させていくうえで最も重要なことです。 

英文含めた全文はこちら http://www.japan-who.or.jp/about/index.html

「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあること」
「人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれることは、あらゆる人々にとっての基本的人権のひとつ」

健康って、結構ハードル高そうですね。そして「平和と安全と達成するための基礎」にもなっているとのこと。私達が健康になるということは、世界の平和と安全につながっていくというのです。責任重大です。

もう少し自分の感覚でしっくり来るものがないのかなと考えていましたが、先日伺った長野県東御市にある「温泉アクティブセンター」で、その答えの一つが見つかった気がします。

http://www.cpmimaki.or.jp/active/

社会福祉法人みまき福祉会が経営する「温泉アクティブセンター」は、特別養護老人ホームとデイサービス、体育施設・トレーニング施設、そしてプールが一つにつながっており、本当にさまざまな方がいらっしゃいます。

レッスンにも参加させていただきましたが、みなさん水中での運動が体を健康に保つということをよく理解されていました。

共通しているのは、「自分の体に向き合っている」ということ。

「ここに来て水中運動をしている私が一番べっぴんなの。真剣にやっていると日常のストレスを忘れてしまうから。」

「もうプールでの運動はやめられないわ。」

どこかに痛みがあったり、病気や手術をしていたり。それでも、こうして自分の体に目を向けて好きになって、大切に使っていこうという気持ち。

「健康」って、そういうことではないのかなと感じました。

もちろん、憲章の状態になるのがいいことで多くの人が望んでいる状態かもしれません。でも、実際には実現したくても難しいこともたくさん含まれています。

だからといって、「健康じゃない状態=悪」ではない。

健康でありたい、という「理想」は「健康じゃない」という「現実」とは離れているものかもしれないけれど、それを否定したり悪いものとしてしまう必要はないと思うのです。

レッスンやセッションを通して健康になる方法を提供するのがインストラクターやトレーナーの仕事の一つですが、「健康になりましょう」という言葉が、ときとして押し付けになってはいないかなと思うことがあります。

健康を完全に達成するためには、医学、心理学や関連する学問の恩恵をすべての人々に広げることが不可欠です。
一般の市民が確かな見解をもって積極的に協力することは、人々の健康を向上させていくうえで最も重要なことです。 

健康への意識が比較的高い、フィットネスクラブにいらっしゃる方以外の方に、「確かな見解をもって積極的に協力」「健康になりたい」という「want」をお伝えできたら。

インストラクターという仕事の可能性や幅は、もっともっと広がっていくのではないでしょうか。

【ハイドロトーン】リハビリからJリーガー⚽まで

水中で筋力トレーニングができるということを知っていますか?

アメリカ生まれ、世界中のプールで親しまれている「ハイドロトーン」

水の抵抗を使えば負荷は自由自在、そのためリハビリ・ダイエット・ストレッチ・筋力トレーニングなど幅広い用途で使用できます。

水中の特長を使えば、短時間で怪我の心配なく効果を出すことも可能です。

リハビリからJリーガーまで。メリットたくさんの「ハイドロトーン」の効果などについて、ご紹介していきます。

ハイドロトーンとは?

水中最大のギア

ハイドロトーンは、ジムでマシンを使って行うようなトレーニングを「プール」で行うことのできる道具です。

トレーニングマシンの「重り」の代わりになるのは、「水の抵抗」。しかも水中では「強く押すか弱く押すか」だけで負荷(重さや抵抗)が自在に変更できるのです。

アメリカの重量挙げ選手が考案

考案したのは元全米学生重量挙げ競技3位に輝いたことのあるダン・ソラウェー氏。オクラホマ州立大学教授で”ドクタースクワット”と呼ばれるフレデリック・ハットフィールド博士(ボディービルダー)もその効果について認めています。

水中だからこそ…

では、水中で筋力トレーニングを行うことのメリットは一体何でしょうか?

時間短縮

ハイドロトーンでのトレーニングでは、1つの運動動作で拮抗する2つの筋肉を強化することができます。水中での抵抗は「3次元」なので、上げるときも下ろすときも抵抗が生まれるからです。

また、水が熱を奪うため、筋肉を動かすことによって生じる熱による疲労が少なくトレーニングをし続けられるのも短時間で運動効果が出る理由の一つです。

初心者であれば、最初は1回20分行うだけでも効果が感じられるでしょう。

抵抗のかかり方

筋肉は、使われる角度によって発揮する力が変わってきます。トレーニングをする際も、常に最大筋力に対応した負荷をかけるのが効果的です。

ハイドロトーンを使用すると、運動動作の”速度”と”方向”によって抵抗の強度が変化するため、体力や筋力に関係なく誰でも適切な負荷で運動ができます。

有酸素運動

水中での水の冷却効果を得ながら運動すると、運動によって起こる熱によって体内が過熱状態になることを防げます。「熱くて疲れてしまった」という状態にならずに体を動かし続けることができるので、運動に慣れていない方でも有酸素運動として効果的と言われる30分以上の運動が比較的続けやすいと言えます。

このため、ハイドロトーンは筋力トレーニングだけでなく使い方を変えればダイエット効果ももたらしてくれるのです。

出展:「ハイドロトーン・水中での体力づくり」Hydro-Tone:The Wet Way to Hard Body!/アクアダイナミックス研究所編

どこで使えるの?

フィットネスクラブや温泉地など

現在生産が終了してしまっているハイドロトーンですが、クラブで購入している施設もあります。店舗によって置いてあるところやレッスンの形態(個人レッスンかグループレッスンかなど)が異なるので、お近くのフィットネスクラブに問い合わせてみてください。

また、山梨県にある「秋山温泉」でもハイドロトーンのレッスンが体験できます!

http://www.akiyamaonsen.com/

横浜市での個人レッスンは、こちらで承っています。初回体験は1,500円でお受けしています。

予約・詳細はこちらから→https://yumeblo.jp/lifewithwater/private/

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◇◆陸上ではできないことが、水の中では可能になる◇◆

水の力で、プールで、より豊かな人生を 

               水中運動専門インストラクター 山本彩海です

●○プールリハビリ/少人数水泳指導/障がい者(児)水泳指導/パーソナルができる                       プールスタジオ開設を目指しています○●

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プールで肩こり解消🎵

肩こりのケアの方法は様々ですが、そこに水中でのケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?

代謝の上がる水中での運動は、運動不足解消(ダイエットなど)も期待できます。

肩こりの原因

欧米人は肩がこらない?

たまに、「欧米人は肩がこらない」と言われることがあります。英語で「肩がこる」という表現を探すと「Stiff Shoulder」(硬い肩)という表現が該当しますが、これを「肩がこる」という意味で使っても、欧米の方には伝わらないそうです。

「肩」という部位が日本では肩回り(背中や首に近い部分)も含むのに対し、欧米では「肩」=体幹と肩をつなぐ肩関節の事を指すからです。そのため日本語で「肩こり」で表現している部分は、英語で「neck」(首)、「back」(背中)といった表現を使われるのです。

表現の仕方が違うだけで、欧米の方も肩こりにはなるのですね。

肩こりになりやすい人

肩こりの「こり」というのは、筋肉の緊張のことです。肩こりになりやすい人は、筋肉の緊張がおこりやすい人だと言えます。

筋肉の緊張は ①動かさないこと ②動かしすぎること などでおこります。デスクワークなどで同じ姿勢を取り続けたり、仕事で同じ動きをし続けたりすることで筋肉の緊張がおこり、それが肩こりの原因となるのです。

肩こりにならないためには

こまめにストレッチ

同じ姿勢でい続けることによっておこる緊張を和らげるために、座りっぱなしの姿勢が多い方なら時間を決めて体を動かす(タイマーをかけて強制的に動かす時間を作るなど)だけでの変わってきます。

姿勢に気を付ける

スマートフォンやパソコンを見たり、体の前側の作業をするときに頭が前に落ちている姿勢は、背中の筋肉を緊張させます。頭の位置を気を付けて姿勢を取り、背中の筋肉を緊張させない姿勢をとることも大切です。

肩こりになったら

解消法①温める

半身浴など、心臓に負担のかからない方法でお風呂に入り血行を良くすることで筋肉の緊張を和らげる方法です。

解消法②マッサージ

自分で叩く・もむ・さするなどを行うのもいいですし(炎症や痛みが強い場合は避けた方がいい時もあります)、かなりこりが強い場合はプロの手を借りてマッサージしてもらうのも有効です。

解消法③ストレッチ

肩甲骨周りを動かしたり、首から肩にかけてのストレッチも有効です。

また、水中でのストレッチやマッサージも効果的です。

水中では関節可動域(関節の動く範囲)が浮力の力で大きくなるため、陸上で行うストレッチより大きく筋肉を動かすことができ、より筋肉の緊張を緩和することが期待できます。

また体が浮いた状態でのマッサージは、重力の影響を受けずに筋肉が緩んだ状態を作り出しやすいと言えます。

バリ島のアヤナリゾートや江の島のスパ施設などでは「究極のリラクゼーション」と言われる「ワッツ(WATSU)」なども体験できます。

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プールでできる肩こりセルフケアも伝えします!初回体験は1,500円。

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水の力で、プールで、より豊かな人生を 水中運動専門インストラクター 山本彩海です

●○プールリハビリ/少人数水泳指導/障がい者(児)水泳指導/パーソナルができる                       プールスタジオ開設を目指しています○●

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クロールの泳ぎ方①姿勢〜手のかき方(動画あり)

「水泳を習いたいんです」という方のほとんどが、最初にクロールを習いたいとおっしゃいます。「泳ぐ」=「クロール」という意識はやはり強いようです。(バタフライからでもいいと個人的には思っていますが😊)

健康のための水泳と考えると、たしかに息継ぎを習得して長く泳げるようになることで、運動量も増え様々な効果(肩こりの改善や予防、腰痛の予防など)も期待できます。ただ、競泳のクロールを習得しようとすると、逆効果になってしまうことも…

ここでは、「健康のために」「きれいにラクに長く」泳ぐためのクロールの泳ぎ方をご紹介します。

競泳選手の泳ぎを真似てはいけない!?

ラクに長く泳ぐクロールと、タイムを競うクロールの違い

オリンピックや世界水泳で見る「クロール」は、少しでも速くゴールに辿り着くための泳ぎ方で泳がれています。

なので、ラクに長く泳ぐクロールとは目的が違う部分もあり(長距離か短距離かでも変わってきます)、その泳ぎ方をそのまままねしようとするとどうしてもムリが出てきます。

キックは黒子

競泳とラクに長く泳ぐクロールの泳ぎ方の大きな違いは、「キックの役割」です。

例えば50mのクロール競技だと、スピードを出すためにキックをたくさん打って白い泡が立っているのを見ることができます。同じようなキックを、「ラクに長く泳ぐクロール」で行ってしまうとどうなるでしょうか?

脚には比較的大きな筋肉がついており、筋肉を動かし続けるには「酸素」が必要となります。空気中に約20%含まれている酸素を取り込むにはたくさんの呼吸が必要になります。呼吸がたくさん必要なクロール…あまり「ラク」ではなさそうですよね。

ラクに長く泳ぐクロールにおけるキックの役割は「浮かすこと」です。

腰から脚が下がってしまうと、抵抗になってしまいます。「抵抗を減らすために脚を浮かせておく」のが、ラクに長く泳ぐためのキックの役割なのです。

なので、白い泡が立つほど激しく動かす必要はありません。

脚が下がらないようにゆらゆらと動かし続け、黒子のように影で姿勢を保ち続けるのが、ラクに長く泳ぐクロールでのキックの役割なのです。

この他にも、ラクに長く泳ぐクロールに必要な要素をご紹介していきます。

ラクに泳ぐための”三種の神器”

「不真面目な」けのび

手足をピン!と伸ばして体を真っ直ぐにするけのびは、肩が水面に近くなるため脚が下がる原因となります。

少しまあるく「猫背」に近い形のけのびだと、肩が下がる分腰が浮きやすくなり結果的に脚も下がらず、泳ぎの抵抗にならずに済みます。肩が柔らかくない方でもこの姿勢を取るのは簡単にできるため、どなたでもできるけのびの形とも言えます。

おばけの手でかく!

「不真面目なけのび」の姿勢をとったら、手首の力は抜いておきましょう。「うらめしや〜👻」のおばけのような感じでだらりとさせます。

手首に力が入ることで余計な力を使いますし、肘にも力が入りやすくなってしまうからです。力を抜いて、手の甲が前を向いたような形にしておきます。

ズボンを履いてクロール&富士山を作る🗻

「おばけの手」のまま、腿の前まで水をかいていきます。お尻の方までかいてしまうと、水を持ち上げることになりクロールには不要な「上下動」の動きを作り出すことになるので、「腿の前まで」というのがポイントです。

ここで、ズボンを履いていると思ってください。手をかき終わったところが、ズボンのポケットに手を入れている位置だとして、ポケットから手を抜くようにして水の上に手を抜いていきます。肘・小指側から手を抜くことになります。

手を抜いたら、そのまま肘を少し高めに体から手を遠ざけて水面と肘でなだらかな三角形を作ったまま前に手を戻します。富士山のような形の三角形です。

こんな練習法もあります↓

※個人レッスンで希望される方には、撮影して映像を後でお渡ししています。

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◇◆陸上ではできないことが、水の中では可能になる◇◆

水の力で、プールで、より豊かな人生を 水中運動専門インストラクター 山本彩海です

●○プールリハビリ/少人数水泳指導/障がい者(児)水泳指導/パーソナルができる                       プールスタジオ開設を目指しています○●

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