線維筋痛症と水中運動②

以前このブログで、線維筋痛症について書きました。
線維筋痛症と水中運動①

私がこの病気について知ったのは昨年のことです。
興味を持ち、「線維筋痛症友の会」主催の勉強会に参加しました。

日本の推定患者は200万人(50〜60人に1人)
女性に多い
全身の痛みが特徴(骨折時の痛みに相当することも)

50〜60人に1人と、決して珍しくないこの病気。
しかし、適切な治療を受けられている方はごく一部です。

また、比較的新しい病気(日本で厚生労働省による研究が始まったのが2003年)であるため、医者の中にも詳しく知らない方や他の病気として診断されてしまうこともあるそうです。

また、この病気の一つ大きな特徴として私が感じたのが「周囲の理解」。
病院の検査では異常が発見されなかったり、激しい痛みがあるものの命に関わる病気ではない(精神的な辛さは、命に関わる場合もあるかもしれません)という点で、人によっては身近な方から病気について理解され難いということもあるようです。

痛みの原因は、「脳の誤作動」と考えられています。
過去の痛みの経験が、何らかの刺激(心身へのストレス)によって脳に刻まれた痛みの記憶が再現されるという仕組みです。

治療に関しては薬物療法とそれ以外の方法がありますが、その中には運動療法もあります。

運動が好きなわけではありません☺

にも書きましたが、線維筋痛症の方は「痛みによって動かせない」ことによって筋肉や関節の状態がかわり(廃用性筋萎縮)、運動機能そのものが障害され、動こうとしても動けないという状態に陥ってしまうことがあるのです。
そこで大切なのが

痛みがあっても、薬での抑制をはかりながらできるだけゆっくり動く

そうすることで、

痛みはあるけど動ける、という自信を得る

⇒痛みの軽減につながる
(中程度の有酸素運動が、痛みの改善につながることが示されているそうです)

やりすぎて痛みが増してしまっては元も子もないですが、線維筋痛症そのものでなくそれが原因の運動機能の低下で疲れやすくなり、さらに動くことが難しくなる…といった悪循環を少しずつでも改善していくために、運動療法は効果が期待できるそうです。

私が担当しているプールのパーソナルトレーニングの方にも、線維筋痛症と診断された方がいます。
以前から水中運動に親しんでいた方なので、その日の状況に合わせて水中でのリラクゼーション(WATSU)やストレッチやハイドロなどを話し合いながら行っています。

人にもよりますが、

やさしい運動(順応可変性抵抗という、マイルドな抵抗)

関節への負担が少ない

リラクゼーション、有酸素運動も可能

といった特徴は、線維筋痛症に対する運動療法としてとても向いているのではないかと感じています。

《参考文献》
全身を激しい痛みが襲う 線維筋痛症がよくわかる本
/東京医科大学八王子医療センター リウマチ性疾患治療センター教授 岡寛、NPO法人線維筋痛症友の会 監修


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🎶4月12日㈮ 申し込みスタート🎶

《実施場所》横浜市西スポーツセンター 研修室(横浜駅よりバス)
《朝クラス》第1・3火曜日 8:00〜8:30
《昼クラス》第2・4火曜日 13:45〜14:15
《料金》500円/1回
《持ち物》からだを動かしやすい服装(締め付けなどを感じない方がいいです)
《実施内容》 世界4大水中セラピー Aichi を、初心者向け陸上で行います。

「肩がこる、最近なんだか疲れが取れず、気持ちがふさぎがち💦」
「運動をしたほうがからだにいいことはわかっているけど、激しい運動が苦手…」
「怪我をしたくはないけど、健康のためにからだを動かしたい」
「久しぶりにからだを動かすので、まずは緩やかな運動から始めたい」
など、運動初心者・久しぶりの方におすすめです。
簡単な動きなので、自宅で実施もできます!
汗をダラダラかくわけでもないので、普段着のままで参加も可能☺
疑問点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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【GWラスト】わが子の水泳コーチになろう🏊

✨5月1日水曜日15:30〜17:30、5月3日㈮9:30〜11:30 日程追加しました✨

6月ころから、各学校では水泳の授業が始まります。

「はじめての学校での水泳の授業が不安…」

「昨年プールで泳いだきり、泳いでいない💦」

お子さんが現在どのくらいお水に慣れているか、プールの授業を楽しいものにするために、一緒にプールに入ってみませんか?

昨年のご感想、様子はこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

プールの授業前の予習・スイミングスクールの補講として、お子さんと自主練する方法をお伝えします。
事前にお伝えいただければ、スマホ・ビデオカメラでの撮影可能です。
【場所】横浜国際プール 【定員】保護者の方2人まで/小学生以下のお子さん2人まで
【料金】1回40分/6,000円(税込)

5月1日㈬🎌 15:30〜17:30

5月3日㈮🎌 9:30〜11:30

ご予約は下のボタン、もしくはブログへのコメントから受付致します☺

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呼吸のちから①

先日の記事(運動が好きなわけではありません☺)の続きです。

呼吸によって、私たちのからだでは何が起こっているのでしょうか?

そもそも呼吸とは?

呼吸によって行われているのは大まかにつぎの2つです。

酸素を体内に取り込む

二酸化炭素を体外に排出する

私たちはからだを動かすエネルギーを酸素から得ています。

酸素は、空気中の20%を占めています。酸素を体内に取り込み肺から心臓に渡され、血液が酸素を体中に運びます。

そしてその酸素をエネルギーに変えることで、私たちは生命活動を維持しているのです。

では、何らかの理由で酸素がうまく体内に取り込めなくなったらどうなるのでしょうか?

からだを動かす「エネルギーのもと」が不足してしまうのですから、からだが動かしづらくなります。

疲れを取るのにも脂肪を燃焼させるにも酸素は必要なので、酸素が不足すると疲れが取れにくく痩せにくくなることが考えられます。

各臓器の働きも低下する可能性があります。

また、肩こりの一因にもなっていると言われています。

酸素不足⇒血液中の酸素も不足する⇒筋肉が血行不良になる⇒疲労物質が蓄積する、というサイクルです。

人は緊張すると呼吸が浅くなったり視野が狭くなる傾向がありますが、逆に浅い呼吸から不安やストレスを感じてしまうこともあるそうです。

では、呼吸をしているのになぜ酸素が不足してしまうのでしょうか?

疾患や場所にもよりますが、それら以外で一つ考えられるのは

普段の呼吸が浅くなっている

ということが考えられます。

そして呼吸が浅くなる原因は

不良姿勢

ではなぜ、姿勢が悪くなると呼吸が浅くなってしまうのでしょうか?

呼吸が具体的にどのように行われているのかを交えて、次回お伝えしていきたいと思います。

《参考文献》
・いちばんやさしい生理学/成美堂出版

・NIKKEI STYLE記事
悪い姿勢が招く「隠れ酸欠」 呼吸筋ほぐして深い息に
(https://style.nikkei.com/article/DGXKZO42760450S9A320C1W10600/)

・タカハラ整形外科クリニックブログ
肩こりと呼吸の関連性
(http://takahara-clinic.com/column/201801.html)

運動が好きなわけではありません☺

インストラクターをしていると、よく言われることがあります。

「からだを動かすのが好きなんですね!」
「からだが資本の仕事だよね」

もちろん、からだを動かすのは嫌いではありません。
レッスンも、自分が楽しまないと参加者の方に楽しさは伝わらないと思っているので、基本的にはからだを動かすことを楽しんでいます。

からだが資本の仕事なのも、もちろんです。
怪我をしてしまうと動きを伝えるのに支障が出てしまいますから、からだのケアはセルフケアも人の手を借りたケアも行っています。

ただ、「からだを動かすのが好き」かと言われると、そうでもないかもしれないです。
普段はどちらかというとぼーっとしていたり本を読むのが好きですし、スポーツを積極的にやる方でもありません。
(友達と遊ぶ、という意味でスポーツをすることはあります。ボーリングやスキーなど)

また、「からだが資本」はインストラクターだけでなくすべての仕事で言えることかな、と思います。
インストラクターは一般の方よりかは激しい動きを行いますが、一日中ずっと行っているわけではありませんし、じっと座っている、ずっと立っているという方が、からだが疲れてしまうことも多いです。

立ち続けること、座り続けること、歩くこと、階段を登ること、片足でバランスを取ること…すべて見た目は激しく動いているように見えなくても、からだが元気に機能することで達成されることだと思います。
小さなお子様の世話をされるお母さん・お父さん方も、からだが動かないと予測不可能なこどもの動きに対応するのは難しいですよね。

すっとおんぶをし続けたり、重いベビーカーを持ち上げたり…

そういう意味では、全ての仕事・生活は「からだが資本」だと言えます。

私は、仕事柄「からだを動かす」というのが基本になっているけれど、そうではない仕事の方がからだの疲れを感じていたのではないかなと思います。
(35℃近いプールサイドで45分動き続けたり、レッスンが続いたりするのは終わったあとぐったりとなりますが💦)

たまに事務仕事で一日中座っていることがあると、レッスンをしているときよりからだが疲れてくるのを感じます。

逆に、レッスンする前よりしたあとの方がからだがほぐれて軽やかに動く感覚があることもあります。

動かすから、疲れない。
動かすことによって、疲れが取れる。

運動も目的やその人のからだの状態によってさまざまな強度がありますが、汗を流して走ったり歯を食いしばってトレーニングをしなければならないわけではありません。

人が一生自立(自律)して生きていくための基本的な機能

呼吸

歩行

姿勢

この3つを目的とした運動は、日常の動作にほんの少し意識をもたせるだけで可能になるものもたくさんあるのです。

そのうちの一つが「呼吸」(の仕方)です。

毎日に取り込むことで、普段の生活の快適さをぐんっとあげることが可能になるのだと思います。

では、呼吸はからだにどんな影響を与えているのか、自分の勉強も兼ねて何回かに分けて書いていきたいと思います☺

呼吸のちから① につづきます。