「ワッツ(WATSU)」カテゴリーアーカイブ

【5歳~70代まで】ゆめけんエンジョイスイミング

新木場にあるBumB東京スポーツ文化館/プールで行われている、ゆめけんエンジョイスイミングの見学に行ってきました。

理事の滝澤さんとはワッツの講習会で知り合い、その後11月に開催されたプールリハビリシンポジウムにも参加していただきました。

NPO法人ゆめけんという団体では1時間ずつ3チーム×3コマ=9チーム編成で、知的・身体障害の方々の水中運動・水泳教室を開催しています。

参加者は5才~70代の方まで様々で、会員の方は105名とのこと。

25mプール3コースと小プールを半分貸し切っての、大規模な教室でした。

印象的だったのが、教室の進行の中でのたくさんの工夫。

それぞれの特徴にあわせてプールの使い方を工夫(25mプールを単純に縦3コースに区切るのではなく、2コースに区切って使用したり横に区切って使用したり)したり、保冷剤を暖かくしての寒さ対策(体の動きの関係でどうしても冷えてしまいやすい方もいます)もされています。

ある程度の年齢・泳力までは介助者の方がつくこと(小さい年齢のクラスはパパがほとんどでした!)で介助者がそれぞれの先生になる(補助など)ということで、個別指導が多くなりがちな障害を持つ方の水泳教室を集団で行うことができているのだとわかりました。

また介助者が必要とされていないクラスでも、「参加者一斉プログラムと個別プログラムの二本立て」というのが徹底されているようでした。

今回、一番最後の時間の赤チーム(小プールで介助者がつくクラス。小学校前後の子が多いです)に参加させていただきました。

介助をされているのはほとんどお父さんだったのですが、その補助のうまさに驚きました!

滝澤さんによると、2002年当初は介助者の殆どがお母様でしたが、時代が変わり、イクメン世代のお父様や男性ヘルパーさんが介助に入られるケースが増えているそうです。

「幼児期は母親べったりだったのが、思春期を迎え母では手に負えなくなり、更衣室問題もあいまって父親の出番となった。プール内ではスキンシップが自然にできるので家庭内で復権しました。」と喜ぶお父様もいるとのことです。

みなさん、自分のお子さんがどこまでできるのか、どこまでなら安全を確保させながら本人のチャレンジをさせてあげられるのかなどを把握して、手を出し過ぎない程よい距離感で接しています。

水中というのは肌と肌が直に触れ合う場所であり、「掴む」という動作は思った以上にダイレクトに触られた側に伝わります。

滝澤さんは参加されたお子さんに両頬を手のひらで包んで「アリガト」と言ってもらったことがきっかけで、親御さんたちに自分の頬を掌で包んで感触を確認してもらい、子供をギュッと「握らない」練習をメニューに加えたそうです。

私はこの日の午前中、「クリニカルワッツ」の研修に参加していたのですが、「クライアントにあわせて様ざまな方法をブレンドする」というのがまさにこちらでは行われていました。

「ワッツ」「Aichi」「ハロウィック」などがそれぞれの場面で各々に合った形でブレンドされて提供されており、「まさにこういうことなのだな」と実感することができたのです。

また、指導者の方々もそれぞれに勉強熱心な様子が見て取れました。陸でフォローする方、クラスの入れ替えの時間にも様々な方法を教え合う方。

フィットネスクラブでの様子しか知らない私にとっては、とても新鮮で、クラブでの教室とはまた違った指導者の誇りやかっこよさに触れることができたと思っています。

出来て初めて、出来てないとわかること

運動が嫌いな人のための30分呼吸講座

西スポーツセンターにて実施しました。
ご参加いただいたのははじめての方々だったので、基本の5つの動作のみを行いました。

最初は椅子に座って、その後立位で。
様子を見ながら声をかけさせてもらいました。

(写真NGだったのでリラックマ相手に座っているだけに見えますが、お二人いらっしゃいます☺)

ご感想をいただきました↓

また、下の動画だと結構楽に見えたそうなのですが、実際に行ってみるとしっかり身体を動かす感じもしたとのこと。

私も一緒に行ったのですが

背中が柔らかくなった感じ(スルスルと動く)
肩甲骨から楽に手が上がる
気分が落ち着く

これが夜のレッスンまで続きました✨

深い呼吸をしたときに初めて、呼吸が浅くなっていたと気づく

動くようになって初めて、動きづらくなっていたのだとわかる

ただ「息を吸って吐く」ということは、こんなにも心身両面に影響を与えているのだなと改めて実感しました。

本来は水中で行うものなので、今回の参加者の方からのリクエストもあったので時期を見てプールでの実施もできたらと考えています。

毎週第2・4火曜日 13:30〜14:00
次回は✨6月11日㈫✨です!


【火曜日 横浜西スポーツセンター】5月スタート

✨運動が嫌いな人のための30分呼吸講座✨

《実施場所》横浜市西スポーツセンター 研修室(横浜駅よりバス)
《朝クラス》第1・3火曜日 8:00〜8:30
《昼クラス》第2・4火曜日 13:30〜14:00
《料金》500円/1回
《持ち物》からだを動かしやすい服装(締め付けなどを感じない方がいいです)
《実施内容》 世界4大水中セラピー Aichi を、初心者向け陸上で行います。

「肩がこる、最近なんだか疲れが取れず、気持ちがふさぎがち💦」
「運動をしたほうがからだにいいことはわかっているけど、激しい運動が苦手…」
「怪我をしたくはないけど、健康のためにからだを動かしたい」
「久しぶりにからだを動かすので、まずは緩やかな運動から始めたい」
など、運動初心者・久しぶりの方におすすめです。
簡単な動きなので、自宅で実施もできます!
汗をダラダラかくわけでもないので、普段着のままで参加も可能☺
疑問点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

クービック予約システムから予約する

「水中運動って効果があるの?」

★☆プールリハビリサミットは6月29日開催予定でしたが、会場の都合により延期になりました☆★

普段陸上で生活しているのに、水中で運動する必要はあるんですか?

そう思われる方に、ぜひ来ていただきたいです。

プールリハビリサミット

まったく関わりのない方でも、興味があればご参加いただけます☺

指導者・セラピストの講習会や当事者の方の集まりはあると思いますが、このプールリハビリサミットの特徴はそのどちらの方もが参加するものだという点です。

2017年に参加したときの私は、「プールでのリハビリっていい気がするけど、需要があるのかな?」というレベルの気持ちでの参加でした。

前回のサミットをきっかけとして様々な人と関わってきての自分自身の考えを、拙いながらも発表させていただく予定です。

このサミットに関して、私は一つの願いがあります。

それは、「関係者だけ」の会にしたくないということです。

主催者の藤木さんのことを知らない

このような会に参加したことがない

水中運動自体に現在関わっていない

知り合いにリハビリを必要とする方がいるわけでもない

そして冒頭で言ったように、「水中運動なんて効果があるのだろうか?」という疑問を持っている方

水中運動の良さを知っている人だけで「いいよね」と言っていては、ちょっとつまらないような気もするのです。(偉そうに言ってしまいましたが、私も水中リハビリに関しては勉強中の身です💦)

まだ出会えていない、けれど必要とする人たちに届けたい。

質問・疑問どんな小さなことでも構いませんので、このサミットや水中でのリハビリに興味のある方はぜひご連絡ください。

教えあい、一緒に考えていけたらと思っています😊

線維筋痛症と水中運動②

以前このブログで、線維筋痛症について書きました。
線維筋痛症と水中運動①

私がこの病気について知ったのは昨年のことです。
興味を持ち、「線維筋痛症友の会」主催の勉強会に参加しました。

日本の推定患者は200万人(50〜60人に1人)
女性に多い
全身の痛みが特徴(骨折時の痛みに相当することも)

50〜60人に1人と、決して珍しくないこの病気。
しかし、適切な治療を受けられている方はごく一部です。

また、比較的新しい病気(日本で厚生労働省による研究が始まったのが2003年)であるため、医者の中にも詳しく知らない方や他の病気として診断されてしまうこともあるそうです。

また、この病気の一つ大きな特徴として私が感じたのが「周囲の理解」。
病院の検査では異常が発見されなかったり、激しい痛みがあるものの命に関わる病気ではない(精神的な辛さは、命に関わる場合もあるかもしれません)という点で、人によっては身近な方から病気について理解され難いということもあるようです。

痛みの原因は、「脳の誤作動」と考えられています。
過去の痛みの経験が、何らかの刺激(心身へのストレス)によって脳に刻まれた痛みの記憶が再現されるという仕組みです。

治療に関しては薬物療法とそれ以外の方法がありますが、その中には運動療法もあります。

運動が好きなわけではありません☺

にも書きましたが、線維筋痛症の方は「痛みによって動かせない」ことによって筋肉や関節の状態がかわり(廃用性筋萎縮)、運動機能そのものが障害され、動こうとしても動けないという状態に陥ってしまうことがあるのです。
そこで大切なのが

痛みがあっても、薬での抑制をはかりながらできるだけゆっくり動く

そうすることで、

痛みはあるけど動ける、という自信を得る

⇒痛みの軽減につながる
(中程度の有酸素運動が、痛みの改善につながることが示されているそうです)

やりすぎて痛みが増してしまっては元も子もないですが、線維筋痛症そのものでなくそれが原因の運動機能の低下で疲れやすくなり、さらに動くことが難しくなる…といった悪循環を少しずつでも改善していくために、運動療法は効果が期待できるそうです。

私が担当しているプールのパーソナルトレーニングの方にも、線維筋痛症と診断された方がいます。
以前から水中運動に親しんでいた方なので、その日の状況に合わせて水中でのリラクゼーション(WATSU)やストレッチやハイドロなどを話し合いながら行っています。

人にもよりますが、

やさしい運動(順応可変性抵抗という、マイルドな抵抗)

関節への負担が少ない

リラクゼーション、有酸素運動も可能

といった特徴は、線維筋痛症に対する運動療法としてとても向いているのではないかと感じています。

《参考文献》
全身を激しい痛みが襲う 線維筋痛症がよくわかる本
/東京医科大学八王子医療センター リウマチ性疾患治療センター教授 岡寛、NPO法人線維筋痛症友の会 監修


【火曜日 横浜西スポーツセンター】5月スタート

✨運動が嫌いな人のための30分呼吸講座✨

🎶4月12日㈮ 申し込みスタート🎶

《実施場所》横浜市西スポーツセンター 研修室(横浜駅よりバス)
《朝クラス》第1・3火曜日 8:00〜8:30
《昼クラス》第2・4火曜日 13:45〜14:15
《料金》500円/1回
《持ち物》からだを動かしやすい服装(締め付けなどを感じない方がいいです)
《実施内容》 世界4大水中セラピー Aichi を、初心者向け陸上で行います。

「肩がこる、最近なんだか疲れが取れず、気持ちがふさぎがち💦」
「運動をしたほうがからだにいいことはわかっているけど、激しい運動が苦手…」
「怪我をしたくはないけど、健康のためにからだを動かしたい」
「久しぶりにからだを動かすので、まずは緩やかな運動から始めたい」
など、運動初心者・久しぶりの方におすすめです。
簡単な動きなので、自宅で実施もできます!
汗をダラダラかくわけでもないので、普段着のままで参加も可能☺
疑問点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

クービック予約システムから予約する

WATSUと東洋医学

WATSUの考案者 ハロルド・ダール氏は、日本の指圧師 増永静人氏の経絡指圧のアイデアを参考にしてWATSUを考案したと言われています。(増永氏の著書「指圧」は、大橋渉氏によって英訳され、「Zen Shiatsu」として欧米を中心として広まりました。)

WATSUは”Water Shiatsu”の略であるということからも、それがわかります。

「東洋医学をさぐる」という本の中に、増永静人氏の執筆したページがありました。

45年前の本なので…字が小さいのと独特の活字体で、小さい頃読んだ図書室の本を思い出しました。

メモを取りながら読み進めましたが、印象に残っている部分を要約すると…

人体に和したものは、人体の日常生活に必要なものであり、その正しい適用を謝るときに疾病をおこすのであるから、これは治病の根本となるとともに、その作用が温和で効果も徐々であるため、民間療法として普及したのである。
*******
「食養内を養い、手技外を補えば病にかかることなし」と著者の提唱する格言は、そのまま東洋医学の理想とする上医の道を示し、重視される予防医学の東洋的な表現をなしうるものである。
*******
東洋医学の診断は、現在でも古典的な五感のみに寄る診察法を用いて、科学的病名ではなく治療法である証を決定するために行うので、医者の高度な勘を重視すると言われているが、その内容を検討してみると、医者が患者との信頼ある人間関係に立って、患者の病気を理解するという方法ですすめられており、医療に組み込まれた精神療法を無意識に活用しているのでないかと思える。
*******
治療には医者と患者の信頼ある人間関係を必要とし、薬とか技術はその媒介手段であるから、医療はなんらかの意味で精神療法を含まぬものはないと言われる理由もそこにある。
*******
東洋医学の中に含まれた心理療法は、自覚的でないだけに、その研究や反省も十分に行われていない現状である。とくに患者への理解と同時に必要な患者自身の洞察が、医者の薬や技術に転化されてしまって無自覚に行われて来たように思う。
このような医療関係が昔から持ち越されて日本人の盲信的なまでの薬や医者への依頼心を助長し、現代医療の弊害の一因をなしていると思うので、今後の課題として究明する必要があると言えるだろう。

西洋医学に対して少し批判的な記述も見られましたが、増永さんの語る東洋医学とは何かを理解すると、東洋医学である「指圧」がハロルド・ダールさんによって西洋的な水中理学療法の考え方や水と混ざり合い、WATSUが生まれたという経緯をより理解しやすくなったように感じました。

私自身、WATSUをするときはその方と言葉を使わない対話をしている気分になることがあります。

知らないうちに、心の中でその人に語りかけていることもありました。

先日学んだ「Aichi NI」は、そのままWATSUへと移行していくことができるというものです。

Aichi

初対面の人同士がいきなりからだを預けてリラクゼーションを行うというのは難しい場合もあります。

Aichi NIを学んでの個人的な感想は、「立ったまま行うWATSUのようだった」というものでした。

Aichiを体験していただける機会も、今後設けていく予定でいます。


2019年4月よりリニューアル!

🆕[障がい者の方・65歳以上の方向けレッスン]

世田谷区各プールにてスタート

《イベント》「我が子の水泳コーチになろう」 

春休み、GW分 3月18日より予約開始
クービック予約システムから予約する