ちょっと変わった平泳ぎの練習

スイムレッスンを週何本か担当させていただいてます。

練習内容は、マニュアルがあればその範囲内でその場でお客様の様子を見て決めることが多いので、「これを解決するにはどうすればいいかな…」と考えた結果、パッとその場で新しい練習方法を思いつくこともあります。

先日やったのは、これを使った平泳ぎの練習でした!

渡したのは片手だけ。しかも左右バラバラ。

これを丸めて頭に乗せます。(頭のてっぺんから少し後ろ)

平泳ぎ・バタフライは体重移動が推進力の大切な要素となっています。

しかし、平泳ぎのキックのあとにけのびの姿勢(手を伸ばしてその下に頭を入れる)を取る方が多く見られます。

頭は一般的に、体重の10分の1の重さがあると言われており、キックをするたびに手の下に頭を入れていると体重は前に乗らずに「真下」に沈んでしまうのです。

これを直したかったので、「呼吸するときもしないときも、顔の向きは1m前の水底を見る角度で」とお伝えしてみました。(斜め前を向くような感じ)

さらに実際にできているかを確認してもらうため、ちょっと極端ですが頭にミットを丸めたものを乗せて落とさないように泳いでいただいたのです。

もちろん、実際に泳ぐと多少顔は上下動するので無理ですが、「意識してもらう」という意味で行った練習だったのでお試しで1〜2回行っていただきました。(首に変な力が入ってしまうというご意見もありました💦)

他にも、

背泳ぎのときは「道頓堀のグリコ」「あらやだ奥さん」

バタフライは「どうもこんにちは」

クロールは「ポストにお手紙」

など、聞いただけではわからないような表現でお伝えしています。

水泳を始めて日の浅い方にも親しんでもらうには、伝えたいことを少しユーモアを混ぜたり日常のわかりやすいものに例えるのがとても大切なのです。