Aさんは、
「できることだけ頑張ってやります」
とおっしゃって、できることを頑張ってくださっています。
Bさんは、
「先生、私できないことはやらないからね」
とおっしゃって、やはり、できることを頑張ってくださっています。
どちらの方も、ちゃんと頑張ってくださっています。
でも、その2つの言葉を耳にした時、
「できないことはやらない」
「できることだけしかやらない」
ではなく、
「できることだけやる」
と、ポジティブな言葉を使った方がいいなって思って、心を傷つけたり、気分を害されることのないように、言葉を選んで、Bさんにそんなお話をさせていただきました。
AさんもBさんと、同じ外科的手術をされており、禁忌の動作ももちろんあるので、無理を強いることは絶対しません。なので、条件は同じですが、そんな中、口に出される言葉に違いがあったのです。
それって、同じエクササイズをやるのに、もしかすると取り組む姿勢や意識の違いにつながり、もしかしたらそのままそのエクササイズの効果にも違いが出てくるような気がするんですよね。
「できない」「やらない」「○○しない」
というネガティブな言葉ではなく、
「できる」「○○する」
というポジティブな言葉を使った方がいいわけです。
Bさんは、私のお伝えしたことに対して、
「あっ、そうですね、そうしますね。」
と、前向きに納得してくださいました。
それから、Bさんのエクササイズに取り組まれる姿勢がポジティブに変わられました。
人生の大先輩ですが、思い切って、想い・気持ちを込めてお話させていただいて、本当によかったと思います😌
(ただし、こんなお節介も、信頼関係があればこそのお話なので、いつでも誰にでもしていいわけではないとは思っています。)
また、脳は先に入ってきた言葉がイメージとして反応するようです。
以前にも時々書いていますが、言葉の持つ力『言霊』
言葉には魂があって、口に出した言葉のように人は変わるようです。
また、良くないことや出来ないことを数えるのではなく、良いことや出来ること・出来たことを数える方がいいのかなとも思っています。
そんなポジティブ思考の言葉の選択は、指導者にも言える事で、
「呼吸を止めないようにしましょう」
よりも、
「しっかり呼吸をしましょう」
「呼吸を続けましょう」
の方がいいわけですね。
「肩をあげないようにしましょう」
より
「首を長く、肩を下ろしましょう」
をチョイスしたいですね。
ついつい、目にした事実をそのまま直接的に「○○しないようにしましょう」と、やって欲しくない事を先に伝えてしまいそうになりますが、あらためて、やって欲しい事・やった方がいい事に言葉を変換してお伝えするように、言葉の選択を習慣づけたいと思いました。
『ネガティブな言葉ではなく、ポジティブな言葉を選ぼう』
人の言動から学ばせていただくことって、とても多いですね😉✨
今日は、ウエルネススタジオの会員様から、ローリエ(月桂樹の葉)をいただきました😃
しっかり乾燥までさせてくださった、ハンドメイド。
カレーとかシチューとか、色々なお料理に使えますね😉
お気持ちが、めっちゃ嬉しかったです💓