フィットネスインストラクターの穂積典子です
休業要請が解除され、多くのフィットネスクラブが業務を再開してから、一ヶ月が経ちました
しかし、まだまだ様々な制約の下でのレッスンは続きます
その一つが、マスクを着けてのレッスンです
レッスン中のインストラクターや参加者の方々のマスク着用は、施設によって対応が異なります
私の場合、マスク着用を義務付けられたのは一ヶ所だけで、レッスンも本来はエアロとステップ、有酸素プログラムの担当でしたが、飛沫の飛散を懸念して、そのクラブでは当面の間有酸素プログラムは休止となり、ストレッチのクラスに変更して実施しています
ストレッチなのでマスクをしてレッスンしていても、息苦しさを感じることはありませんでした
ところが、今月からマスク着用となったクラブが
今日はつくば市の健康増進センターACTでレッスンでしたが、ACTではこれまで窓と入り口のドアを開放し、十分に換気をしながらレッスンをしてきたのですが、気温が上がると冷房が効きにくくなることや、梅雨時の雨の吹きこみを考慮して、今後は定期的な換気の時間は設けるものの、窓を開けっぱなしでのレッスンは控えるとのことで、その代わりのマスク着用となりました
これまでの経験で、不織布性の使い捨てマスクよりも手作りの布マスクの方が、汗をかいた時の不快感がなく、呼吸もしやすいと感じていたので、先日作ったこのタイプのマスクを着けて、今日は30分のステップと、45分のエアロをやりました

ペットボトルのお茶のおまけのガーゼハンカチで作ったマスクです
鼻の凸に合うようにプリーツを入れてあります
で、いざレッスンを始めると、しゃべりながらのせいか、マスクがだんだんずれてきます
そして、このプリーツの折り目がちょうど鼻の頭にくると、折り目の下が鼻の下に食い込んで、鼻の穴を塞いでしまい、鼻から息が吸えない!
何度もずれを直しながらのレッスンでした
このタイプは、普段はいいけど、運動には不向き、特に私たちのように動きながら絶えずしゃべり続ける指導者には・・・
そんな話をレッスン後にしていたら、レッスンに参加していた会員さんがこれを下さいました

お手製のガーゼのマスクで、立体裁断の二枚の生地を縫い合わせたタイプのものです
これは二つに折りたたまれた状態ですが、このマスクの真ん中に相当する、二枚の生地の縫い合わせたところの曲線がポイントですね
これなら鼻のラインにフィットするし、ずれても鼻の穴を塞いでしまうことはありません
いただいたこの一枚はもちろん大切に使わせていただきますが、これをモデルにして、近々自作してみようと思います
そして、クラブからもこのようなものをい
ただきました

フェイスシールドを作るためのキットです
ACTは筑波メディカルセンター病院という医療法人が運営するクラブですが、なんでも病院の方にこのフェイスシールドキットが大量に寄付されたとのことです
その一部を私たちインストラクターにも支給してくださいました
マスクでのレッスンがしづらい場合は、フェイスシールドでもよいとのことです
まだ飛沫感染に考慮しながらのレッスンがしばらく続きそうなので、マスクにしてもフェイスシールドにしても、自分にとって快適なものを試行錯誤しながら見つけたいですね
どんな状況下でも、レッスンのクオリティを落とさないために