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オンライン学会

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

昨日から開催されている、日本体育・スポーツ・健康学会第71回大会で、今日発表しました

初のオンラインでの学会発表でした

学会発表は、ちょうど2年前、2019年9月に開催された、第74回日本体力医学会大会以来です

今回のテーマはこちら

昨年、このブログを通じても協力をお願いした、自粛期間中のオンラインエクササイズに関するアンケート調査の結果報告です

学会といえば、これまでは慣れないスーツにパンプスを履いて、学会会場を歩き回るのが苦手だったのですが、今回はオンラインということで、なんとこんな格好で発表しました(笑)

フリーのインストラクターとして活動する私は、学会発表などでは所属団体である、日本フィットネス協会(JAFA)を所属機関として発表しています

なので、JAFAのTシャツ姿で

なお、ここだけの話ですが、下に履いていたのは、寝る時に履いていたFREDDYのスウェットパンツ(笑)

おかけで、ほとんど緊張することなく、無事に発表を終えることができました

今回はコロナ禍ということで、全ての発表、シンポジウムがオンラインで開催されましたが、なんなら来年もこれでいいかもと思ってしまいました

研究のネタは、普段の指導現場の中に溢れています

調べてみたいと思うことは、常に頭の中に溢れています

あとはそれを実行に移す行動力です

今回のオンライン開催というのが、背中を押してくれたように思います

今回の研究テーマである、オンラインエクササイズも、もしかしたら健康のためにフィットネスクラブに入ろうか迷っている人の、背中を押すきっかけになるかもしれませんね


真夏の恒例行事2021

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今年もお盆はCPRとAEDの継続講習でした

昨年の講習では、コロナ感染予防のために、人工呼吸の実習はすべて口と鼻を覆うマスクを介して行いました

https://yumeblo.jp/norimon/2020/archives/2741

その時は、これもまたとない貴重な経験と、新鮮な気持ちで臨んだのですが、まさか今年もそうなるとは・・・

そして、今は一般市民が行う救命救急では、マウストゥマウスの人工呼吸は行わないことが推奨されています

心肺停止の人が目の前にいても、胸部圧迫のみで救命を試みるということです

新鮮な酸素が供給されないまま、胸部圧迫だけで血液を循環させても、いずれは脳をはじめとする組織の機能が損なわれ、命を救える可能性が極めて低くなります

今回の講習で用いたポケットマスクがあれば、感染のリスクを抑えてCPRを行うことができますね

 

今はほぼすべての運動施設にAEDが設置されていますが、ぜひ、AEDと一緒に、このポケットマスクを常備してもらえたらと思います

また、心停止まで至らなくても、溺水による呼吸停止が起こりやすい、スイミングプールにも必要ですね

 

これ、大事と感じた方は、どうぞこのブログをあちこちでシェアしてください

 


オンラインデビュー

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

昨日開催された、JAFAオンラインフィットネスフォーラム

https://www.jafanet.jp/event/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7QR.pdf

私も講師として一講座を担当させていただきました

テーマは、音楽を活用したレジスタンスエクササイズです

私たちエアロビクスのインストラクターにとっては、音楽を使いこなしてエクササイズ指導をするのが当たり前

24年間、常にフィットネス用の音楽を使ってレッスンをしてきた中で培った、音楽を使いこなすコツを、エアロビクスやダンスのように『踊る』ことだけでなく、筋力強化を目的にしたレジスタンスエクササイズにも活用してほしい、という思いで考えた講座です

その講座の内容はさておき、今回は私にとって大きなチャレンジでした

初のウェブ配信によるセミナーです

しかも、自宅からの配信

この日のために、少しずつ準備とシュミレーションを重ねてきました

まず、これまでWi-Fiで接続していたインターネットを、通信を安定化させるためにLANケーブルに変更

我が家のインターネットはケーブルテレビの回線を使用しているので、モデムがTVのすぐそばに設置されてします

いつもPCを使用しているリビングのテーブルからはだいぶ離れているため、10mのLANケーブルを購入して壁伝いにテーブルのすぐわきまで引っ張ってきました

 

 

実技の内容の大半は、あらかじめ撮影しておいた動画をYouTubeにアップしておき、パワーポイントにリンクを貼っておきました

それでも、講義中に必要であれば、私自身が実技のデモを行うこともありえます

PCのカメラだけだと映せる範囲が狭く、実技に切り替わるたびにPCを移動させ、画面の角度を変えなければならないため、後付けのウェブカメラも購入しました

実技指導中の声がクリアに聞こえるように、ワイヤレスのウェブマイクも用意しました

 

そして、当日はまずリビングの片づけ

カメラに映っても見苦しくないよう、移動できるものは全て隣の部屋に押し込み、ヨガマット一枚分のスペースを何とか確保しました

 

この実技スペースを移すために、後付けカメラはこんなところに設置(笑)

 

受講者の皆さんには音楽に合わせてエクササイズをしてもらう場面もあるので、PCの横にはCDプレーヤーをスタンバイ

 

即席配信スタジオの完成です(笑)

セミナーの開始時刻は18:30だったのですが、お昼過ぎからZoomで一人ミーティングを開催し、本番と同じようにプレゼン資料を画面に映してリハーサルを繰り返しました

そしていざ本番

受講者5名と、こじんまりとした講座でしたが、東京、茨城、兵庫、愛知、佐賀と、遠方の方々にも気軽にご参加いただけて、改めてオンラインって便利だな、と感じました

もちろん、対面で行うセミナーのようにはいかない部分もたくさんありますが、工夫すればオンラインでも、しかも自宅からの配信でもできることがわかり、大きな一歩を踏み出せました


真夏の恒例行事2020

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今年のお盆も恒例の、国際救急救命協会主催のCPR継続講習を受講してきました

 

ただし、今年はいつもと勝手が違います

コロナウィルス感染予防のため、これまで練習用の人形に直接口をつけて、まさにマウス・ツー・マウスで行っていた人工呼吸は、これを用いての実習となりました

 

 

医療用のポケットマスクです

このマスクで要救助者の鼻と口を覆い、空気の逆流が起こらない特殊な弁構造のマウスピースから息を吹き込むのです

受講者一人につき一つ、消毒済みのものが渡されるので、安心ですね

でも、これを用いての吹きこみは、いつもよりもはるかに難しい!

頭部を押さえて顎を持ち上げて気道確保しながら、さらにマスクを顔に密着させなければならないのですが、どうしてもマスクと顔の隙間から空気が漏れてしまいます

さらに、口に直接吹きこむのと違って、マスク内のデッドスペース分だけ余計に吹きこまないと、十分な空気が肺に入りません

そして、この実習では、心肺停止の要救助者に対して救助者が一人しかいない場合を想定しているので、30回の胸部圧迫と、このマスクを使った2回の人工呼吸をセットにして、何回も繰り返さなければなりません

胸部圧迫から人工呼吸に移るときに、マスクが適切な位置にセットできず、上手く息が入らなかったり、マスクのセットに時間がかかってしまったりと、かなり苦戦する場面がありました

それでも何とか試験では規定の基準をクリアし、今年も無事資格を更新することができました

運動指導に携わる人間なら、必ず習得しておかなければならないスキルであるCPR、心肺蘇生法

その強い思いは、初めて国際救急救命協会の講習を受けた15年前と変わりません

ただ、今私たちフィットネスインストラクターを取り巻く状況は、コロナの影響でずいぶん変わってしまっています

運動指導と言えば対面で行うのが当然だったのに、今はオンラインでのエクササイズも選択肢の一つになっています

それはそれで、新しいビジネスとして推進してくべきものだと思います

ただ、オンラインでの指導中、もしCPRが必要な場面に遭遇した時、どうするのでしょう?

そういうことまで考えて、オンラインエクササイズを提供しているのでしょうか

 

もし、私がオンラインでエクササイズ指導をするのであれば、以下の条件をクリアできた時に限ります

エクササイズ参加者は、一人では参加しないこと。必ず誰かと一緒に、もしくはそばに誰かがいる場所で参加すること。

参加者はエクササイズ実施場所の住所と、連絡先電話番号をインストラクターにあらかじめ伝えておくこと

エクササイズ実施場所近くにAEDがあること(近所のコンビニなどでも可)

インストラクターは自らCPRやAEDの操作が出来るだけでなく、その手技や操作方法を口頭で説明し、第三者に遠隔指導で実施させることが出来る

以上の条件を満たした場合に限り、オンラインでのエクササイズ指導をしてもいいと思います

画面の向こうで人が倒れ、もしかしたら心肺停止に陥っているかもしれない、でもそれを手を触れて呼気を感じて、確認することすらできない

救急車を呼ぼうにも、お相手の方の居所を事前に聞いていなければ、それすらできない

目の前で、今まさに死んでしまうかもしれない人を、ただただ、オロオロしながら見ているしかない

 

そんな事態は絶対あってはならないですから

そう考えると、まだまだ私のCPRのスキルは未熟ですね

 

 

ってことまで考えてオンラインエクササイズしているインストラクターって、いるのでしょうか

考えすぎだって、笑われるかもしれませんけど、私のこの考えは変わりません


初体験からの教訓

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

休業要請が解除され、多くのフィットネスクラブが業務を再開してから、一ヶ月が経ちました

しかし、まだまだ様々な制約の下でのレッスンは続きます

その一つが、マスクを着けてのレッスンです

レッスン中のインストラクターや参加者の方々のマスク着用は、施設によって対応が異なります

私の場合、マスク着用を義務付けられたのは一ヶ所だけで、レッスンも本来はエアロとステップ、有酸素プログラムの担当でしたが、飛沫の飛散を懸念して、そのクラブでは当面の間有酸素プログラムは休止となり、ストレッチのクラスに変更して実施しています

ストレッチなのでマスクをしてレッスンしていても、息苦しさを感じることはありませんでした

ところが、今月からマスク着用となったクラブが

今日はつくば市の健康増進センターACTでレッスンでしたが、ACTではこれまで窓と入り口のドアを開放し、十分に換気をしながらレッスンをしてきたのですが、気温が上がると冷房が効きにくくなることや、梅雨時の雨の吹きこみを考慮して、今後は定期的な換気の時間は設けるものの、窓を開けっぱなしでのレッスンは控えるとのことで、その代わりのマスク着用となりました

これまでの経験で、不織布性の使い捨てマスクよりも手作りの布マスクの方が、汗をかいた時の不快感がなく、呼吸もしやすいと感じていたので、先日作ったこのタイプのマスクを着けて、今日は30分のステップと、45分のエアロをやりました

 

 

 

 

 

 

 

 

ペットボトルのお茶のおまけのガーゼハンカチで作ったマスクです

鼻の凸に合うようにプリーツを入れてあります

で、いざレッスンを始めると、しゃべりながらのせいか、マスクがだんだんずれてきます

そして、このプリーツの折り目がちょうど鼻の頭にくると、折り目の下が鼻の下に食い込んで、鼻の穴を塞いでしまい、鼻から息が吸えない!

何度もずれを直しながらのレッスンでした

このタイプは、普段はいいけど、運動には不向き、特に私たちのように動きながら絶えずしゃべり続ける指導者には・・・

そんな話をレッスン後にしていたら、レッスンに参加していた会員さんがこれを下さいました

 

 

 

 

 

 

 

お手製のガーゼのマスクで、立体裁断の二枚の生地を縫い合わせたタイプのものです

これは二つに折りたたまれた状態ですが、このマスクの真ん中に相当する、二枚の生地の縫い合わせたところの曲線がポイントですね

これなら鼻のラインにフィットするし、ずれても鼻の穴を塞いでしまうことはありません

いただいたこの一枚はもちろん大切に使わせていただきますが、これをモデルにして、近々自作してみようと思います

そして、クラブからもこのようなものをい

ただきました

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイスシールドを作るためのキットです

ACTは筑波メディカルセンター病院という医療法人が運営するクラブですが、なんでも病院の方にこのフェイスシールドキットが大量に寄付されたとのことです

その一部を私たちインストラクターにも支給してくださいました

マスクでのレッスンがしづらい場合は、フェイスシールドでもよいとのことです

まだ飛沫感染に考慮しながらのレッスンがしばらく続きそうなので、マスクにしてもフェイスシールドにしても、自分にとって快適なものを試行錯誤しながら見つけたいですね

どんな状況下でも、レッスンのクオリティを落とさないために