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20周年

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今年も国際救急救命協会のCPR継続を受講してきました

昨年の継続講習からの一年間の間に、実は自分のレッスン中に参加者の方が倒れ、救急搬送されるという事態に、3回遭遇してきました

幸い、いずれもCPRやAEDが必要となるような重篤な事態には至らず、すぐに意識を取り戻したものの、ご高齢であることや倒れた際に頭部を打ったため、念のために救急要請しました

後になってから振り返ると、毎年受講しているこの講習の成果が生かせたと感じます

レッスンの中断、意識の確認、クラブのスタッフへの応援要請と救急車の手配、AEDを持ってきてもらうなど、慌てることなく指示を出し、傷病者の方の脈と呼吸の確認など、考える間もなく動いていました

このような緊急事態はないに越したことはないですが、備えあれば患いなし

台風やら地震に備え水やお米を備蓄するのと同じように、万が一に備えておきたい救急救命のスキルなのです

その講習も、新規受講の2004年から20年となりました

初めて受講したときの講師は、この協会の設立者であり当時の理事長の澤木勇二先生でした

その後先生がお亡くなりになっても、その遺志を継いだ現理事長白鹿子先生はじめ、協会のインストラクターの先生方のご指導で資格を継続し、とうとう20年を迎えました

最初にいただいた認定証を入れておく台紙には、もう入りきらない厚みになっています

て、写真を撮ろうとしたら、はちに邪魔されました(笑)


久しぶりのセミナーです

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

GWのご予定はお決まりでしょうか

東京AD・レッスン GFIスキルアップセミナー2024年4月リーフレット

上記セミナーの講師を担当します

エアロビクスの指導方法を見直したい方、資格は取得したけどまだ実地での指導経験が乏しくプログラム作りにお悩みの方、自己流の指導に自信が持てない方、ぜひ受講してください

また、今回は講座で学んだことを実践例として体験できるレッスンも用意しました

レッスンだけの単独受講も可能です

初級レベルのローインパクトのエアロビクスなので、しばらくエアロビクスから離れていた方でも楽しめます

インストラクターの方でなくても、私のレッスンを受けてみたい!という方がいらしたら、ぜひお申し込みください!

会場は都営新宿線東大島駅から徒歩5分とアクセスのいいところです

GWは体を動かしたいなという方にもお勧めです


ちょっと遅れた真夏の恒例行事2023

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

例年ならお盆のころですが、今年は3週間ほど遅れて国際救急救命協会のCPR BASIC+AEDの継続講習を受けてきました

この講習を初めて受講したのは2004年の夏、今年で20回目の受講でした

その間に、ガイドラインが変更されたり、最初のころにはなかったAEDの講習が追加されたりと、常にブラッシュアップの欠かせない技術です

さらに、2020年のコロナ以降は、感染予防のために、人工呼吸は受講者一人一人に配られたポケットマスクを介しての実技練習となりました

それが、今年は3年ぶりに直接トレーニング用の人形に口をつけての実習となりました

すると、なんと吹込み量が多すぎてしまい、実技試験の合格基準値を超えてしまいます

どうやら、3年間ずっとポケットマスクを介して人工呼吸を行ってきたので、そのデッドスペース分余分に吹き込むことに慣れてしまったようです

試験では、やや控えめに吹き込み、なんとか合格

いざという時、誰かの命を救えるかもしれないスキルを、たったの年に一度ですが、再確認することができました

一生使わないで済めばそれに越したことはないスキルですが、

運動指導に携わる以上、絶対に身につけておかなければならないスキルです


気がつけば30年

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

数日前、これが自宅に届きました

 

 

 

 

 

 

 

 

いつのまにか、資格取得から30年が経っていました

大学院を修了し、フィットネスクラブのバイトをしていた時に取得した、健康運動指導士の資格

更新期間が5年と、色々ある資格の中では一番長いせいか、そんなにも何月がたっていたとは気づかず、数ヶ月前に更新のお知らせが届いた時には、驚きました

5年間の間に受講した研修会やセミナーの受講証明書を、更新に必要な単位数分揃えて提出して、無事更新完了です

今やっている仕事の全てにこの資格が必要なわけではありませんが、運動指導者としてこれさえあれば、という資格の一つだと自負しています

ちなみにこの資格、6回目の更新、つまり30年継続すると、次回の更新からは単位の取得は必要なくなり,更新料の納付だけで資格を継続できるそうです

30年間頑張って更新したら、あとはお金だけでいいよ

という、ある種のご褒美?

とはいえ、まだまだ現役の指導者であり続けるには、ブラッシュアップは欠かせません

単位のためではなく、自分自身のために、これからも学ぶ姿勢は変えたくないですね

 


体験記

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

先週火曜日に大腸憩室炎の治療のため入院し、早一週間、明日ようやく退院です
6年前に右肘靱帯断裂の手術のため、一泊二日の弾丸ツアーで入院したことはありますが、こんなに長い入院は初めてです

今回の入院の目的は、大腸に起きた炎症を回復させるための抗生剤の投与と、大腸を休ませるための絶食です
最初の3日間は全く食事なし、抗生剤の投与も栄養も全て点滴で行われました
まさに断食道場です(笑)
そして4日目の昼食からようやく食事が
とはいえ、最初の食事は空けてびっくり、器の中身は全部液体でした

お粥の上澄みだけの重湯
具の入っていない味噌汁
葛湯
リンゴジュース

それも仕方ないですね
丸三日何も食べていないお腹に、いきなり固形物は負担が大きいでしょう
この液体食が2回続いた後、次に登場したのは3分粥と刻み食

重湯はちょっとだけお米の粒が混じったお粥に代わり、おかずが2品つくようになりました
どちらも食材の原形が分からなくなるまで細かく刻まれたり、すりつぶしたもので、見た目では何かほとんどわからず、食べてみてそこに入っている食材を味覚で推測する、食材当てクイズを出されているみたいでした
このくらい食事がとれるようになると、満腹感が得られる分、食後時間がたった時の空腹感が強く感じられるようになり、むしろ絶食機関よりもお腹がすきます
空腹と満腹のメリハリがついた感じです

さらに次の段階は5分粥食で、お米の割合がもっと増え、ようやく啜るから食べるに変わりました

おかずもこの段階で初めて普通の食事の形態となり、肉団子、乱切りの人参、ジャガイモなどの固形物が

そして今朝からは全粥に

 

 

 

 

 

 

おかずは調理時間が短いのか、しっかり歯ごたえが残っています
焼き魚もそのままの姿で出てきました

ここまでくると、家で摂る食事とそれほど変わらず、ようやく平常時に戻って来たのを実感します

今回の入院で、絶食から回復期の食餌療法について、身をもって学ぶことができました

退院後しばらくは、辛い物や繊維質の多いものは控えるようにとのことでした

ちなみに、コーヒーはOKだそうです
それを聞いて安心しました
もう一週間以上コーヒーを飲んでいません
明日家に帰ったら、まず最初にコーヒーを飲みたいですね