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ふたりの恩師

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

昨日は一日代行をお願いし休みをいただき、恩師の謝恩会に参加してきました

私が所属する日本フィットネス協会(jafa)で長年理事を務められ、資格認定試験の勉強に必要な理論や実技のテキストを執筆されたり、資格認定試験そのもののブラッシュアップに尽力されてきた、日本女子体育大学教授の沢井史穂先生が定年を迎えられ、jafaの有志で開くことになった謝恩会です

jafaで資格を取得したインストラクターはもれなく全員沢井先生のお世話になっていると言っても過言ではありません

それに加えて私は、沢井先生を通じてネコと飼い主両方が運動不足を解消できるエクササイズ、ネコササイズの開発に携わることになったので、並々ならぬご恩を感じていました

だから、この会のお知らせを受けた時には、何が何でも行かなければと、代行探しに奔走したのです

思い起こせば6年前、jafaの事務局から一通のメールが届いたのが始まりでした

沢井先生がネコササイズ開発のお話を大学出入りの業者から持ちかけられたとのことで、大学業務に忙しい先生が、jafaのインストラクターならきっと適任者が見つかるとjafaに相談され、ブログなどによく平八のネタをアップしていた私に白羽の矢が立ったようです

詳細は沢井先生から直接聞いてくださいとのことで、日本女子体育大学の沢井先生の研究室までお伺いし、開発の経緯や試作品の仕様など詳しい話を聞いた上で、お引き受けすることになったのでした

そして第一弾であるグリップ付き猫じゃらし『ニャクト』を手に持ち行うストレッチ、さらに第二弾はくつ下一体型猫じゃらし『ネコと踊るくつ下』で椅子に座って行う筋トレと、2つの商品とエクササイズ開発をやらせていただいたのです

そのネコササイズは一昨年の日本健康体力づくり財団の研究助成に採択され、さらに昨年滋賀県で開催された日本体力医学会大会での発表にもつながり、私にとっては数年ぶりの大きなプロジェクトに発展したのでした

私にとって沢井先生あってのネコササイズ、jafaにつないでくださったこと、jafaのインストラクターなら任せられると、私たちを信頼してくださったこと、心から感謝しています

 

さらにこの会でもう一人の恩師との再会が叶いました

私のステップ指導の原点である、ステップリーボック13時間セミナーの講師をされていた大山恵美子先生です

あれはインストラクターデビューしてから2年目くらいだったから、もう30年近く前になると思います

それから今日に至るまで、ずっとステップの指導を続けてこられたのは、あの二日間で学んだステップのガイドラインをずっと遵守しながらレッスンしてきたからだと思います

音楽のスピード、安全な昇降姿勢、禁止動作など、ガイドラインに忠実に進めてきたおかげか、この歳でも怪我なくレッスンできています

現在3か所のフィットネスクラブでレッスンをしていますが、どのクラブからもステップの担当を依頼されています

どれも初心者~初級向けの30分クラスですが、短時間でもしっかり汗がかけるのが好評です

そのうち一か所のクラブではレッスン前に館内放送で参加を呼び掛けるのですが、私がいつもお伝えしている案内文は

「台の高さは階段と同じくらいなので、日常生活で階段昇降に問題のない方ならどなたでも安心してご参加いただけます、安全性と運動効果に優れたエクササイズです」

この、「安全性と運動効果」という言葉を裏切らないレッスンをするには、やはりガイドラインの遵守なんです

時代とともに参加者の求めるものやトレンドは変化しますが、「安全と運動効果」だけは変わってはいけないもの、譲れないもの

恩師の教えが今も私の支えになっています


大切な人のために

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

毎年恒例の国際救急救命協会のCPR BASIC+AED継続講習に行ってきました

一年に一度、心肺蘇生のトレーニング用の人形を使って、リアルに近い胸部圧迫と人工呼吸を行う貴重な機会です

今年も無事試験にパスして資格更新!

講習の最後に理事長からお聞きした話が印象的でした

CPRやAEDを用いた救命措置の6割以上は家庭内で起きているというのです

私たち運動指導者の多くは、運動指導の現場で起こり得る緊急事態を想定してCPRやAEDについて学んでいましたが、最近は一般の人々の受講が増えているとのことです

自分の家族に何かあった時に備えて、あるいは自分自身の身体に不安があるから、自ら受講し学んだことを家族に教えて万が一に備える

そのような方が珍しくないそうです

駅、コンビニ、ショッピングモール・・・

街中のいたるところに装備されているAED

それらを必要な時にためらわずに使える人、AEDが除細動の対象外と判断した心肺停止状態の人に、ためらわずに胸部圧迫と人工呼吸ができる人

そういう人々が増えれば救命率も格段に上がるでしょう

一般の人の中にもそのような考えが広がっている中、

運動指導に携わっているにもかかわらずCPRについて学んだことがない人、

やばいと思ってください!


決意

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

新年度が始まりましたね

今年は年度替わりとともに、私のスケジュールもかなり変わりました

この3月で毎週金曜のティップネス船橋店でのレッスンを終了しました

2000年10月からのスケジュール、まだ合併前のレヴァン船橋の時からで、24年半、一番長く続けたクラブです

その頃からずっとレッスンに参加してくださる会員さんも何人かいらして、お互いに同じように歳を重ねてきました

それだけに辞めると決心するにはそれだけの理由が・・・

 

今年度から慶應義塾大学の非常勤講師として、エアロビクスの授業を金曜日に担当することになりました

このお話をいただいた時は、即答できずに少し考える時間が必要でした

大学の非常勤講師としては、2011年から國學院大学の人間開発学部健康体育学科の授業を担当していますが、これは体育系の学生向け専門実技の授業で、将来のフィットネス指導者を育成するという私なりの目的があり、引き受けました

私自身はフィットネスクラブでのレッスンを主体として活動したいという気持ちが強かったので、それ以上あまり大学での仕事は増やしたくないと思っていました

2015年から5年間は、昔お世話になった先生からのご依頼で日大薬学部でフィットネスの授業を担当していましたが、これは5年という期限付きの契約でした

その後はまたフィットネスクラブ中心に、さらに市の介護予防運動教室なども加わり、指導対象はかなり高齢者寄りとなっていました

クラブの会員さんの中には後期高齢者の方も珍しくなく、たまに「何歳までエアロできるかしら」などというお声を耳にします

それは私も同じで、あと何年エアロやステップを教えていられるだろう?と考えるように

その限られた時間の中で自分がやりたいこと、やるべき使命だと感じていること

それは次世代のエアロビクスインストラクターを育てることだと気づきました

インストラクターの育成や教育には、日本フィットネス協会のディレクターやエグザミナーとして関わってはいますが、それは主にスポーツ系の専門学校や大学の資格認定試験や、資格取得後の教育などで、必ずしも全員がインストラクターを夢見て資格試験に臨んでいるわけではありません

かつて私たちが、インストラクターになりたい!と思ってその道を選んだように、今の若い人たちに、エアロビクスって楽しい、これをたくさんの人に広めたい、と感じてもらうために自分に何ができるかを考え始めていた時に、慶應義塾大学での非常勤講師のお話を紹介されました

慶應での授業は一般教養としての体育実技ですが、若い学生たちにエアロビクスの楽しさを伝えることは、エアロビクスが次世代へと継承されていくことにつながるのではないかと考え、お引き受けすることにしました

 

最近は指導者も参加者も高齢化が進むエアロビクスの若返りを目標に、エアロビクスが次世代に継承されていくのをしっかり見届けるまで、もう少し頑張ってみます


20周年

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今年も国際救急救命協会のCPR継続を受講してきました

昨年の継続講習からの一年間の間に、実は自分のレッスン中に参加者の方が倒れ、救急搬送されるという事態に、3回遭遇してきました

幸い、いずれもCPRやAEDが必要となるような重篤な事態には至らず、すぐに意識を取り戻したものの、ご高齢であることや倒れた際に頭部を打ったため、念のために救急要請しました

後になってから振り返ると、毎年受講しているこの講習の成果が生かせたと感じます

レッスンの中断、意識の確認、クラブのスタッフへの応援要請と救急車の手配、AEDを持ってきてもらうなど、慌てることなく指示を出し、傷病者の方の脈と呼吸の確認など、考える間もなく動いていました

このような緊急事態はないに越したことはないですが、備えあれば患いなし

台風やら地震に備え水やお米を備蓄するのと同じように、万が一に備えておきたい救急救命のスキルなのです

その講習も、新規受講の2004年から20年となりました

初めて受講したときの講師は、この協会の設立者であり当時の理事長の澤木勇二先生でした

その後先生がお亡くなりになっても、その遺志を継いだ現理事長白鹿子先生はじめ、協会のインストラクターの先生方のご指導で資格を継続し、とうとう20年を迎えました

最初にいただいた認定証を入れておく台紙には、もう入りきらない厚みになっています

て、写真を撮ろうとしたら、はちに邪魔されました(笑)


笑いの授賞式

フィットネスインストラクターの穂積典子です

 

今日は、先日採択の通知をいただいた、健康体力づくり事業財団の、令和6年度健康運動指導研究助成の贈呈式でした

一日レッスンの代行をお願いし、行って参りました

今年度の実践指導研究の採択者は15名、そのほとんどは大学や研究機関、企業などの立派な肩書をお持ちの方々で、所属なし、フリーインストラクターとして採択者に名を連ねている私はかえって目立ってしまいます

さらに・・・

贈呈式では採択者が一人ずつ呼ばれ、壇上に上がると、財団理事長が名前と研究課題を読み上げ、決定通知書と目録を授与されます

とても厳粛な空気の中で贈呈式が進行し、いよいよ私の番に

名前を呼ばれて壇上に上がり、一礼すると、理事長が名前をに続いて研究課題を読み上げかけた途中、ぷっと吹き出し笑いだしました

それにつられて私も笑ってしまい、気づけば会場中に笑いがひろがっていました

『ネコと遊んでフレイル予防-靴下一体型猫じゃらしエクササイズの効果検証―』

この題目が笑いを誘ってしまったようです

やっぱりこの研究課題は前代未聞の常識破りだったようです(笑)

いろいろな意味で目立ってしまった贈呈式でしたが、その分注目度も高くなってしまいました

一年後に成果発表なので、気を引き締めて研究に臨まないと!

ね。はち♡

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