フィットネスインストラクターの穂積典子です
新年度が始まりましたね
今年は年度替わりとともに、私のスケジュールもかなり変わりました
この3月で毎週金曜のティップネス船橋店でのレッスンを終了しました
2000年10月からのスケジュール、まだ合併前のレヴァン船橋の時からで、24年半、一番長く続けたクラブです
その頃からずっとレッスンに参加してくださる会員さんも何人かいらして、お互いに同じように歳を重ねてきました
それだけに辞めると決心するにはそれだけの理由が・・・
今年度から慶應義塾大学の非常勤講師として、エアロビクスの授業を金曜日に担当することになりました
このお話をいただいた時は、即答できずに少し考える時間が必要でした
大学の非常勤講師としては、2011年から國學院大学の人間開発学部健康体育学科の授業を担当していますが、これは体育系の学生向け専門実技の授業で、将来のフィットネス指導者を育成するという私なりの目的があり、引き受けました
私自身はフィットネスクラブでのレッスンを主体として活動したいという気持ちが強かったので、それ以上あまり大学での仕事は増やしたくないと思っていました
2015年から5年間は、昔お世話になった先生からのご依頼で日大薬学部でフィットネスの授業を担当していましたが、これは5年という期限付きの契約でした
その後はまたフィットネスクラブ中心に、さらに市の介護予防運動教室なども加わり、指導対象はかなり高齢者寄りとなっていました
クラブの会員さんの中には後期高齢者の方も珍しくなく、たまに「何歳までエアロできるかしら」などというお声を耳にします
それは私も同じで、あと何年エアロやステップを教えていられるだろう?と考えるように
その限られた時間の中で自分がやりたいこと、やるべき使命だと感じていること
それは次世代のエアロビクスインストラクターを育てることだと気づきました
インストラクターの育成や教育には、日本フィットネス協会のディレクターやエグザミナーとして関わってはいますが、それは主にスポーツ系の専門学校や大学の資格認定試験や、資格取得後の教育などで、必ずしも全員がインストラクターを夢見て資格試験に臨んでいるわけではありません
かつて私たちが、インストラクターになりたい!と思ってその道を選んだように、今の若い人たちに、エアロビクスって楽しい、これをたくさんの人に広めたい、と感じてもらうために自分に何ができるかを考え始めていた時に、慶應義塾大学での非常勤講師のお話を紹介されました
慶應での授業は一般教養としての体育実技ですが、若い学生たちにエアロビクスの楽しさを伝えることは、エアロビクスが次世代へと継承されていくことにつながるのではないかと考え、お引き受けすることにしました
最近は指導者も参加者も高齢化が進むエアロビクスの若返りを目標に、エアロビクスが次世代に継承されていくのをしっかり見届けるまで、もう少し頑張ってみます