シリーズ人体【腎臓】腎臓が寿命を決める?! まとめとプラスアルファ

シリーズ人体

以前放送されていて見逃していたものが運よく観れました!のでまとめてみました。

プラスアルファとして私が感じたことや追加したい情報は紺色で記載しています。

 

最新の研究で分かったことを解りやすく解説するとともに、最新映像で身体の内部を観ることができる有難い番組です。

 

特に全体として特集の中で注目していることは、身体は臓器同士が会話して連携をとっているということ。

以前は身体は脳が支配して指令を出し、他の臓器はそれに応えていると考えられていた。しかしそれは間違いだということが分かったのです。

確かに脳も指令を出す重要な役割を担っているのですが、脳だけでなく各臓器が様々なメッセージ物質を出し「血が足りないよ」「塩分が多いよ」「ストレスがあるよ」「鉄が欲しいよ」「水は十分だよ」などのメッセージを出したり受け取ったりして身体の動的平衡を保っていることが分かったのです。

ここでは単に内臓の臓器だけでなく、骨や筋肉、余分だと思われがちな脂肪まで必要なメッセージを出しているというのです。

健康のために身体を動かすことが必須であるのは、動くことで骨に刺激が入り、筋肉が伸びたり縮んだりして、脂質が代謝されるというこのときまさに放出されるメッセージ物質があるのです。

身体を動かさないということは、必要なメッセージ物質が出したり受けっとったりできないということにつながり思わぬトラブルを招くことが分かっているようです。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回のテーマは腎臓

肝腎要という言葉が有名ですが、まさに腎臓は要となる役割を担っておりました。

腎臓といえば尿を作っている、という印象でしたがそんなもんじゃないのですね。読み終えたら「腎臓さん、ありがとうね」といいたくなるような、そんな内容です。

 

腎臓は腰のすぐ上あたりに二つある握りこぶし大ほどの大きさの臓器。

ヒトの血管をすべてつなげると10万kmにもなるといわれていますが、中でも腎臓は血管がびっしり張り巡らされており、心臓から送られる実に1/4の血液が腎臓に送られる

血液の管理者の役割があったのです。

(そう聞けば寿命や命に直結する臓器だと誰もが納得しちゃう)

メッセージ物質は2つがピックアップされていました。

赤血球を作り出すEPO(エポ)と血圧をコントロールするレニン

 

スポーツ選手が高地トレーニングをして赤血球が増産されるという適応をする過程でこのエポが一役買っていて、酸欠→エポが放出→骨に入り→赤血球増産→酸欠の解消、ということがおきているのだとか。

(高地適応は他にもホルモンによる作用、毛細血管の新生、ミトコンドリアの増加などがいわれています)

 

そして、レニンが血圧のコントロールに関するメッセージ物質を出し血圧の調整をしている。

 

腎臓は血液から尿を作り出しているが、同時に身体に必要な物質を感知して取り入れながら血液を再び血中に戻すという何とも凄いことをしていて、必要な物質を感知するというところでメッセージ物質が役に立っているのだ。

(身体って本当に神秘的ですね)

 

ここからは寿命に直結する腎臓の話

ねずみ3年、うさぎ10年、ひつじ20年、ぞう70年

これは動物の寿命。身体の大きさに寿命が比例している。

 

ところが、コウモリ30年、そして人間は?と考えると例外が出てくる。

 

これが血中のリンの量に比例することがわかったのです。リンが少ない動物ほど長生き

リンは腎臓が調節する血液の成分の1つです。足りなくてもいけませんが、多すぎると老化を加速させることが分かりました。血管の石灰化につながることがその原因の一因と考えられています。

 

骨は体内のリンの貯蔵庫としてその量を常に監視しています。腎臓は「リンが足りているよ」という骨からのメッセージを受け取ると、ポンプを停止してリンが増えすぎるのを防ぎます。この腎臓の仕組みが私たちの寿命にも関係していたのです。

 

リンと聞いて多く含まれるものとしてすぐに浮かぶものが加工食品。加工食品に含まれる食品添加物の摂りすぎは良くないということが分かります。

肉や魚などのたんぱく質にも多いですがこちらは有機リンで体内吸収率は30~40%

食品添加物に使われている無機リンは100%なのだとか。

肉や魚を悪者にせずに、無機リンの摂取を考えることに目を向けたいところです。

(リンに関して詳しく記載してある記事がありました)

 

 

 

番組の最後は緊急の場合に腎臓を守る(命を守る)ショッキングな方法で幕を閉じます。

 

急性腎障害(AKI)という病気があります。腎臓の機能が急激に落ちることをきっかけに多臓器不全を引き起こし命にも関わる深刻な状態です。

これまで正確な患者数が把握されていませんでしたが、最近になって先進国の入院患者の5人に1人が急性腎障害になっていたという報告がされました。

このとき命を守る対策としてされることは、

 

一切の薬を絶つこと

 

なのだとか。

 

病気になるとたくさんの薬を使用します。その薬の影響で腎臓がダメージを受けて急性腎障害を起こしたと考えられているそうです。

ある患者さんも薬を一定期間ストップすることで腎臓の回復を待ち一命をとりとめたという映像がありました。

 

腎臓の重要さを考え、腎臓の専門医が他の病気にも関わりあいながら使用する薬の量などを主治医と検討するという新たな医療も始まりました。

という話しで番組は終了します。

 

皆様はどう思われますか?

 

私は命を守る手段として「薬を絶つこと」という話はとてもショッキングでした。

これは裏を返せば「薬が命取りになる」という話です。

(もちろん必要となる薬もあるでしょうし、上のようなストレートな良い方はしにくいでしょうから、このことを投げかけてみんなで考えようね~という話かとは思いますが)

 

すでに薬をお飲みの方は、主治医や腎臓の専門医と一緒に服薬中のお薬の見直しをしてみることは大切ですよね。改善例を多くお持ちの栄養療法を取り入れている医師に相談するという手段もあると思います。

調子が悪い時に、すぐ市販薬を飲む派の方と薬は飲まないよ派の方とみえるかと思います。

腎臓さんの身体の声を聞いて選択することをお勧めします。

 

 

ヒポクラテスは

身体のなかに100人の医者がいる

と言っています

 

お薬に頼らずによくなっていく方法を一緒に考えましょうね☺☺☺