体とメンタルヘルス
こんにちわ❗
そして今年もよろしくお願いいたします(*-ω人)
さて、首都圏は緊急事態宣言が発令され、関西圏、愛知、栃木と次々に発令されつつあります。
20時以降の不要不急の外出自粛を要請され、経済的にも負担もあります。
そんなストレスが去年3月から今まで続くと、身体もそうですが精神的にも疲れがピークにきてる方もいると思います。
自粛でリモートで仕事してるし、そうでなくても自粛して運動不足になり、体力低下してる人も多いです。
もっと深刻なのは、メンタルヘルスです。
他の人と接点が減るなど孤立すると、よからぬことを考えたりします。
マイナス思考になりやすく、コロナの終息がみえず、経済的にも将来が不安になったりと色々なことが重なり、落ち着かない方々もいらっしゃいます。
だから、知らない方に知らせたく、話します。
なにもやる気がでない、起きるのも厄介、気持ちが沈んでしまいがち、よく眠れない、目元がピクピク勝手になる、手が勝手に震えるなど、上げた項目に一個でも当てはまったら
まずは、今から話すことだけでもやりましょう!
①床にクッション、座布団折り曲げたものをひき、この上にあぐらをかきましょう。ベストは座禅の組み方で、背骨真っ直ぐになるように座りましょう。(座禅キツい方は椅子にかけ、背筋を真っ直ぐにしましょう)
②手を仰向けにして膝の上におき、軽く目をつぶりましょう。
③鼻で息を吸い、鼻で息を吐く。その時、意識は常に鼻先で呼吸してることに集中しましょう。
④途中で、何か考えごとしたり、他のこと考えてしまうこともあるでしょう。その時は「あ!違うこと考えちゃった」と思い、また鼻先で呼吸してることに意識を戻してあげればよいです。
時間ですが、3分でも30分でもいいです。要は継続なので、できる範囲でやるといいですよ(^-^)
ちょっと座禅とも違いますよね?
これ、ブッダがやってた瞑想に非常に近いものです。
現代においてはマインドフルネスと言われ、「『今、この瞬間』を大切にする生き方」のことをさします。
マインドフルネスは2500年前にブッダが心の苦を滅するための「八正道」と呼ばれる教義の中で、心のトレーニング法として創造された方法です。
ブッダというと「宗教か」と思いがちですが、曼陀羅唱えたりなど今の仏教は後の方々が発展させたもので、
当時ブッダが語っていた内容は、非常にクールで理にかなった心理学・哲学に近い内容なんです。
2500年前にブッダが語った内容は、
「苦を滅するための理論」とその理論を身に付けるための瞑想法が中心でした。
ブッダが説いたのはという自己鍛錬の理論と方法だったのです。これは現在にも十分生かせるストレス対処法になると思います。
そしてもう1つ、色々あるブッダの言葉に「無常」というのがあります。
「無常」とは「はかないもの」ではなく、本来は「あらゆる物事は必ず変化し続けている」というシンプルな内容です。
そのため「いつも同じ」でいよう、今の状況をずっと継続させたいとこだわると、それが執着になって心の苦になっていきますよ、というものです。
つまり「いつも同じように承認されたい」「いつもずっと美しく、若くありたい」「いつも楽しく快適でいたい」などと「無常」と逆行した欲望を持てば持つほど、苦しみにつながっていくということ。
また逆に「無常」であるからこそ、今現在、嫌なことやつらい状況が生じていたとしても、状況は刻々と変化していくのだから、いつも同じ苦しみやつらさが続くわけではない。
だから過剰に未来のことを心配したり、過去のことを後悔したりするのはやめて、今ここに心を集中して今やるべきことを前向きにやっていけば、いずれ状況も変化していきますよ、とブッダは説いたのです。
この「無常」を体験できるのが、上記の瞑想法です。
この瞑想を始めると、意識は1分と鼻先にとどめることができないのが普通です。思考がどんどん湧いてきて、つい仕事のことや人間関係のことなどが浮かび、それに伴って感情が出てきます。時には怒り、イライラ、不安、心配といった感情も出てくることがあるでしょう。こうした思考や感情が生まれたら、その思考や感情に一時は意識が持ってかれますが、そのたびに気づいて、再び鼻先で呼吸するに意識を戻します。
そうしたことを繰り返すことで「無常」を実体験していきます。
次々と生まれる感情や思考は、川の流れのように心にとどまることはないです。
ふと気が付けば数分前とは全く違うことを考えている。そんな体験を瞑想で繰り返していくことによって、次第に日々の生活の中でも己の感情や気持ちに執着したりこだわり過ぎたりしている自分に気づき、ネガティブな感情にとらわれにくくなっていくようになる。
これがマインドフルネスです。
1日3分でもいいです。
ぜひやってみて下さい。