牛乳は万能食品か?
こんにちわ!
前回【内臓元気で~】の記事で
グルテン、ガゼインを控えましょう
との話をしました。
今回その補足と、ガゼインを含んでる牛乳が
万能食品かどうかを検証してみますね。
グルテンとは、小麦粉に含まれるタンパク質で
カゼインは牛乳に含まれるタンパク質です。
この二つのタンパク質は、体内で分解されにくく、
カゼインは耐熱性があるので加熱でも分解されないし
発酵させてもタンパク質は、ほとんど変化しません。
体内に入ると、カゼインは胃の中で凝固し
グルテンは腸壁に付着してしまい、
身体の外になかなか排出されません( >Д<;)
結果、腸内環境が悪化し、
腸の壁を炎症させてします。
しかもなかなか分解されない為、
カゼインやグルテンを消化分解吸収しようとして
大量のエネルギーを使ってしまうので、
身体の代謝や免疫機能を下げてしまうのです。
ダイエット効果が得られにくいのも困りものですが、
今の時代(コロナウィルス)、
免疫低下は死活問題です💦
また腸に炎症が起きるので、ストレスになり
副腎疲労になります。
(前回の記事を参照)
ガゼインフリー、グルテンフリーの必要性がある
ということがわかりますね。
次に、「牛乳」についてです。
小学校の給食にもついてる牛乳ですが、
確かにカルシウムがあり、たんぱく質も豊富です。
でも、特に日本人は乳糖を分解する酵素が弱いため、
お腹が下ったりゴロゴロしたりします。
「お腹がゴロゴロしない牛乳」なんてのも
商品化されてましたし。
なので、お通じがよいことはお腹が下るからで
乳糖を分解できてないからなんですね。
カルシウムと同じくらい大事なのは
マグネシウムなのですが
理想は カルシウム:マグネシウム=1:1
の配分が良いと言われてます。
牛乳とマグネシウムの比率は
11:1
です。
マグネシウムは、体内でカルシウムを溶かして、
吸収率を高めてくれるのですが、マグネシウムが少ないと、
カルシウムは血液中で溶けきれず、
カルシウムの石灰化が起こります。
そうすると腎結石、尿管結石ができやすくなります。
すると、血液中にカルシウム不足になり、
自らの骨をまた溶かして補おうとします😱
結果、骨粗鬆症になりやすいです( ノД`)…
以上のことにより、牛乳は万能食品と言いがたいです。
しかしながら、牛乳には乳清(ホエイ)があり
これは体内に炎症起こすことなく吸収します。
そして、筋肉トレーニングをしたあとに飲み休養することで
筋肉の発達が見られます。
なので完全にダメということではないです。
何事も、ほどほどが一番ですね。