「健康・トレーニング」カテゴリーアーカイブ

動きのポイント①「マンボ」   [5/100]

いつもたくさんの皆さんにエアロビクスのプログラムご参加いただき感謝しています
そんなエアロビクスですが、模倣運動の一つになります
要は、インストラクターの真似をして動くもの
これはインストラクターにとって、とても責任の重いことです

インストラクターがもし危険な動き方や間違った動きをすれは、
参加者はみんなそれを真似る・・・ということになります

そうならないように、自分自身も日々成長したり見直しをしたりします
しかし、それだけは足りません
実際のレッスンの中で注意喚起したり、参加者がより良い動きになるよう
キュー(指示)を出したりするわけです

ですが、実際のところ動きながら細かなコメントを漏らさず聞くのは至難の業
そこで今回、よく使われる動きのポイントを紹介することにしました

第一回目の今回は「マンボ」
とてもよく使われる動きです

早速画像をもとに説明しますね

マンボは歩きながら片足だけを前や後へ動かすステップです(前マンボ)

ポイント①前へ踏み込む時の膝のお皿とつま先の向きが同一

ポイント②前へ踏み込む時は踵から入る

つま先から入ると、膝への負担が大きくケガの元となります

まだまだ細かな事を言えばたくさんありますが、
この二つを実践するだけでより良い動きなります
ケガのリスクも減り、効果的に運動できるので是非参考にしてください


7/14まで・・・まだ間に合います   [3/100]

先日、フィットネス系のインスタではお伝えしましたが、
7日のTV番組「情熱大陸」は股関節の権威 ”金治有彦氏” でした
現在は名古屋の病院へ単身赴任中で、
院内はもとより地域での股関節治療に専心されています

股関節が悪い方、気になる方だけでなく、
股関節の仕組みを知ったり、重要性を再確認するにはとてもいい番組でした
手術を中心に番組は進められていましたが、体は人それぞれ千差万別
私は医者ではないので、どの方にはどうだ・・・と診断は出来ませんが、
担当医の方とじっくり話し合われることが一番大切だと思います
そして、それでも不安ならばセカンドオピニオンですね

通常の番組は放送を終了していますが、今ならまだ間に合います
次の日曜14日23:14まで見逃し配信で視聴できます
動画配信サイトに登録が必要ですが、お試し期間もありますので
「見てみたかった~」という方は是非視聴してみてください
一聴一見の価値ありです!!

まずは「情熱大陸」のホームページトップ画面から

「見逃し配信」をクリック


「無料見逃し配信」をクリック


「無料でイッキ見!」をクリック


MBS動画イズムに登録が無い方は、
「無料トライアルに申し込む」または「AppleID」で登録を行って視聴

肩回り、骨盤回り(腰含む)、そして膝は体の三大重要部です
もちろん他も大切ですが、この3か所の障害が非常に多い
そしてお悩みを抱える、もしくはそうなるかもしれない予備軍が多いのも事実です
身体の仕組みや現代の医療の在り方を知って、
悩みなき体を手に入れ、継続させましょう!!


梅雨ですね~     [2/100]

7月に入りました
今年も後半戦です
皆さんは体調などいかがでしょうか?

私はこの梅雨の時期がとても苦手です
得意な人はいないかもしれませんが、
「気にならない」というくらいの方はいるかもしれませんね~

私は夏生まれなので、暑さは結構得意です
湿度がダメなんです
最近家にいる時、体がだるくて疲れた感じになります
「きっと天気のせいだろう」と思っていましたが、
どうやらそうでもなさそうです

昔から「疲れた時には甘いもの」とよく言いますが、
それは食生活がシンプルだった時代の話
活動をしてエネルギー源が減りパワーが出なくなるので、
糖を摂って補う・・・ということです
しかし現代は飽食の時代
普段からエネルギー源は余ってることが多いです

そこがポイントなんです!
活動で使用されなかった糖は脂肪として蓄積されるだけでなく、
たんぱく質と結びつき体を脅かす物質と変化される場合があります
自覚あります
ちょっと甘いもの食べる機会が多かったなーと・・・

月も変わり、梅雨が終われば本格的な夏がやってきます
ここでもう一度食生活を見直し、元気な夏を迎えたいです!!


時代は”骨”です!!

ちょうど1週間前の10日、祝日の月曜に約3年ぶりのセミナーへ行ってきました

MIZUNOアクアの事務局等が主催の大型セミナーの「水祭~アクアフェス」
今回は東京会場と兵庫会場での開催
私は兵庫会場へ仲間のインストラクターと行って来ました


1本目のセミナー時間が9時半スタートということで、
まだ暗いうちのJRで名古屋まで


名古屋から朝一の「のぞみ」で新大阪まで

兵庫会場と言っても、ほとんど大阪な場所
会場のグンゼスポーツ川西は、大阪(梅田)駅から阪急宝塚線で川西能勢口駅の目の前
いつもの大阪市内の会場と時間はほとんど変わりませんでした

朝から2本アクア、午後からは少し長丁場の「指導者のための運動指導スキルアップ:日常生活動作への深い理解」を1本受講
講師陣も実に三年ぶりの対面セミナーと言ってました

2本のアクアは、「MIZUNOアクア」の基本中の基本
私にとっては確認、そしてブラッシュアップになりました
実際にマスク着用で水の中で動くことのリスクや大変さも確認できました
ディスタンスを取ったり大声で話さなければ、マスク無しでもOKでしたが、
私はあえてマスク着用で参加
みなさんがいつも、どんな感じでご参加いただいてるのか実感できました
思ってた以上に、すぐに心拍数が上がりますね~
自分のレッスンで、より気をつけて進めようと思いました

午後からは、すごく楽しみにしていた原田奈名子先生の講義
もう3回目の参加です
1回目に受講した際に原田先生の講義にすっかり虜になってしまいました

スクラッチテストをご存じですか?
ここでいうスクラッチテストはアレルギーテストでなく、
肩のスクラッチテストです
背中で片手は上から、もう片手は下から持っていき指と指をひっかけ合うやつです
ヨガのポーズでも時々ありますね
恥ずかしながら、私はそれが全く届きません
ところが、原田先生の導くまま骨を動かすと・・・届いてしまったんです
むか~しのブログを紐解いてみてください
その時の様子を書いています

筋肉のほぐしやストレッチもいいけれど、
骨を動かす意識をすることでより軽く、よりスムーズに動くと言うものです
特に関節の動きと隙間を作る
それが今回のテーマ

皆さんは体を動かすと言うと、「筋肉を動かすから骨が動く」と感じていませんか?
運動生理学的にはもちろんそれで合ってます
しかし、こうも考えられませんか?
「骨を動かすから、筋肉が伸び縮みする」

私もそうですが、体が硬い筋肉が硬い人は、
普通にストレッチしていてもなかなか伸びません
しかも、ちっとも気持ちよくない
ところが、骨や関節を意識することで”今よりも”気持ちよく体が使えるんです
関節に隙間を作り、まず関節を動きやすくする
そしてその関節を利用して、骨の動きを意識し動かす

話だけ聞くと難しそうですが、それをわかりやすく、
簡単にして提供するのが私たちインストラクター、トレーナーの役目です
だからこのセミナーは、「指導者のための運動指導スキルアップ」なんです

ただし、皆さんがこれを実感していただく為には、条件がひとつあります
それは「私たちを信用していただく」こと

関節に隙間を作る方法の一つに、「脳で考えるだけ」というものがあります
脳と体の繋がりを利用したものです
人は知らず知らずのうちに、ストッパーをかけています
「ホントに隙間なんてできるの~?」と疑いを持ってしまったら、
ストッパーを外すことはできません

”骨を動かす”興味を持たれた方は、是非試してみてください!!
詳しくやってみたいよーと言う方は、
パーソナルトレーニングも各スポーツクラブで担当しています
まずはご相談ください
骨の運動を取り入れた、コンディショニングなども行いますよ~

3年ぶりのセミナーはとても有意義で、楽しく参加できました
久々に会う各地域のイントラや講師陣からたくさんパワーをもらいました
コロナ禍で大変なフィットネス業界ですが、踏ん張って頑張っていこうと思います♪


自律神経を整えよう!!⑤最終

朝から夜まで、自律神経を整えるのに有効なものをご紹介してきました
いろいろある中の、ごく一部です
それでもコレ全てをいきなりやろうとせずに、
できることから少しずつ整える方向へ寄せていけばいいと思います

整えることを意識しすぎて、それがまたストレスになったらいけませんからね

今回は最終回ということで、番外編のちょっとした知識と
「自律神経と運動」についてご紹介します

《自律神経にイイのは適度な有酸素運動》
結論から言うと、運動は自律神経にイイです!
運動中に交感神経が優位になり、
安静時には副交感神経が優位になりやすくなる
そして、より深くリラックスできるようになります

基本的には、ランニングなどの有酸素運動が適しています
有酸素運動で血管を収縮させて血圧を下げ、
交感神経の過度な活動を防ぎます
もし一切運動しなければ、
血管の収縮は交感神経の指令のみということになります

とはいえ、筋トレも無力ではありません
筋肉が衰えれば体を十分支えられない
姿勢が悪くなり脊柱(背骨)への負担が増えます
自律神経にも負担が・・・
また、筋肉には血流を促すポンプ作用もありますから、
筋トレで筋肉を適度に保つことも重要です

ただし、どんな運動でも疲弊しきってしまったら逆効果
次の日や休み明けには、しっかり回復できる運動量をキープです
プロ、セミプロや競技にチャレンジしてる人は別ですが、
気持ちだけのストレス発散の為に体を酷使しないでくださいね!

 

《お酒はほどほどに》
気も―ち深酒したくらいの方が、寝覚めがスッキリしてる・・・気がしませんか?
それは気のせいです!!
お酒は内臓を使って濾過しますから、非常に疲れます
1杯、2杯くらいならいいですが、深酒は禁物
肝臓の健康に関しても、全体の飲酒量を減らすよりも

完全な休肝日を作る方が効果的です
もちろん飲む日にバカ飲みしたらダメですよ

おススメは週の真ん中に、「週後半も頑張れ飲み!」
そして週末(休み前日)に、「1週間のご褒美!」的な飲み方が良いでしょう

 

《頭の疲れを取る》中級編
ここ数年で認知されてきた筋膜ですが、頭ももちろん筋膜で覆われています
大昔の人は、狩猟で遠くにピントを合わせてましたが、
現代人は近くにピントを合わせることが多いです
特に光る画面や動くものを目で追ったりします
目をたくさん使うことによって、
脳だけでなく首回りや頭皮、顔面までもが疲れてます

そこでおススメなのが、頭の筋膜リリース
・首の後ろや後頭部のあたりを、縦横に息を吐きながら摩る
・眉間のあたりから前髪の生え際まで上に向かって、
 二、三本の指でムニュムニュっとこする
・前髪の生え際真ん中から頭上(てっぺん)百会まで、
 5ヶ所くらいを順番に息を吐くときにツボ押しする
 頭の奥のまん真ん中(脳の中心当たり)をイメージして押す

 

《ヨガは自律神経の為にある?》上級編
自律神経を整える、または上手く使うためには、
交感神経と副交感神経のスイッチングが大切です
これをパートごとに行ったり、全体的にも行っているのが”ヨガ”です
ヨガは何千年も昔から行われているものですが、
現代医学や運動生理学においても理にかなっています

アーサナ(ポーズ)をとって体が頑張っている時は交感神経
アーサナが終了し、体を弛緩することで副交感神経にスイッチ
いくつかのアーサナを行うプログラムでも、
メインでは交感神経、シャバアーサナで完全に弛緩し副交感神経にスイッチ

ヨガを極めた人がよく進む方向が「瞑想」
究極の自律神経操作法です
呼吸(胸郭の動き、心拍、脈、息の長さ)などに集中し、
”無心になる”

なかなかココまではできないですよね~
そんなヨガや瞑想のイイとこ取りの簡単体操があります
①あぐらでも正座でも楽な座法をします
②両腕をだらーんとさせたまま、吸って背骨を伸ばし吐いて一挙にストンと緩める
③今度は吸って片腕を天上吐いて一挙にストンと緩める(もう片腕も)
④両腕を横または斜め下に、吸って腕を後方、同時に胸を開いて、吐いて一挙にストンと緩める
⑤仰向けで、吸って片足を天上、吐いて一挙にストンと緩める(もう片足も)
全て、3回ずつ程度行うとよいでしょう!!

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一応、これで今回の「自律神経を整えよう!!」特集は終了です
どうですか?
少しはやれそうなことはありましたか?

今も雷が鳴って、急に強い雨が降ってきました
梅雨は明けても、暑さや気圧、気候の変化が激しいです
くれぐれもご自愛ください!!