年齢で決めない!いつからが高齢者?
ご無沙汰です!
今後はのびのび更新していきます☺️
前回は更年期のお話をしたので、今回は老年期のお話です。
更年期は若い時期の身体から、老年期の身体に変化していく時期。
老年期は、たくさん頑張った身体の機能に支障が出てくる時期。
何十年も使ってきた身体ですから、少しずつ傷んでいくのは当たり前のことです。
たくさん頑張ってきた身体ですから、たくさん労わってあげる時期でもあります。
ヨーガの教えでは、
生まれてオギャーっ(呼吸から始まり)
成長とともにしっかり活動(アーサナを実施)
自信を知り、深めて(座って静かに自身を深め)
最後に身体という器を手放す(シャバアーサナ・屍のポーズ)
というふうに、人生のストーリーとリンクしているそうです。
老年期はヨーガで言えば自信を深く知って、身体という器を手放す準備をする時期。
あらゆる自身の抱えているものを、ストレスなく手放せる心作りも必要な時期でもあると言われています。
この話はまた次回に!
では、老年期はいつからでしょう?
国では介護保険法で、65歳からは保険料を支払っていれば、介護サービスの利用ができるようになります。
他の法律では55歳や60歳からが高齢者と定義されています。
実はバラバラなんです。
同じ65歳でも現役で仕事をされる方、忙しい方、アクティブな毎日を過ごす方もまだまだいらっしゃいます。
私が運動指導を行うフィットネスクラブに通っている方は、ホンマに肌艶もよく、年齢を聞いたときに
「ええっ!?ほんまに!??肌キレイ!若い!」
と私も頑張ってそんな⚪︎歳になりたい!って思ってしまうほど若いです✨
ここ10年で、筋力や体力が10歳若返っているというデータもあるそうです!
そして、年齢よりも身体的な変化で見る法律もあります。
「身体的な機能上の制限や低下している時期が老年期と考える」
だから、年齢で決めつけず、自身の状況を周りの方や自分自身でみていくことが大事です☺️
今の自身を知って、出来ることを行える「心のゆとり」を持ってみましょう!
では、次に老年期でどのような心の変化があるのかみてみましょう!
大きく分けて2つ。
「精神機能」と「知的能力」です。
① 精神機能
中枢神経系の働きに関係しますが、心理的・身体的・環境に影響して機能の低下につながるケースが多く、老化の個人差が大きいそうです。
精神機能の老化でみられる心理変化もあります。
感情や人格面では
・頑固になる
・保守的な考え
・人に対して厳しくなる
・疑いの感情を抱きやすい
・健康状態への関心が異常に高まる
などがみられます。
原因は様々ですが、
・中の良い友人や兄弟、配偶者との死別を経験
・住居の変更で環境が変わる
・長く頑張った仕事が定年を迎えて社会的な自身の立ち位置に変化がある
などで、あらゆる喪失感や不安を抱えることで機能の低下につながるきっかけになることが多いそうです。
悲しい話ですが、老年期の方のうつ病や自殺者も多いです。
それはここが理由の一つですが、若い方は理由が明確ですが、老年期の方は、いろんな要因が複雑に絡んでいると考えられています。
薬の副作用だったり、身体的な障害との合併症状の場合もあるそうです。
② 知的能力
特に、記憶に関して「新しいことを覚える」ことが困難になってきます。
短期的な記憶も苦手に。ちょっと前のことを思い出せない・覚えていないことも多くなってきます。
また、注意力や集中力の低下も見られます。
アルツハイマー型認知症もココです。
このように、脳の病気や様々な身体的な病気とも深く関係しているそうです。
このように、何十年もたくさん頑張ってきた身体という器が壊れやすく、メンテナンスがたくさん必要になってくる時期。
社会的や周囲の環境も変わりやすい時期でもあります。
だからこそ、心もその対処で疲れてくるのも当たり前ですよね!
高齢者を対象にするヨーガでは、
・いかに「あるがままの自分」を見て受け入れられるか
・「まあいっか〜」とあっけらかんといい意味で鈍感に
・今の楽しい!を感じる
を伝えることを大切にしています。
その理由はまた次回に😆✨