ノーベル賞学者山中教授に学ぶ・・応えるべきは、何か。。。

苫小牧市民17万人、北海道民560万人、日本国民1億3000万人の健康を守る木田ちゃんです。

年内残り2回の出張です・・・からだジャンプ®、からだバー®の教材DVD撮影

 

そのために今年は何度も岐阜に来ました。

 

私にもっと時間をうまく使う力があれば、もっとスムーズにできた部分もあるかもしれない・・

いつも頭の中にはたくさんイメージや感覚はあるのですが、それを理論に落とすのに少し時間を使います。でも理論に落とすという作業

大好きです。。

 

真理、本質を知りたいので・・笑

いつもそれをやる意味、目的はなに?と考えてしまうので。じゃないと、没頭し始めて周りが見えなくなったときに迷いが生じて収集つかなくなるので・・・・。

だから、何のためにそれをやるのか・・・それをやることで何がどうなるのか…というのを追求したくなってしまいます。

それを踏まえたうえで物事に取り組むと、自分への

入り方が違うし、伝え方が変わる。

 

ただやる、ではなく

目的意識を明確に持って取り組む。

そうすると結果が変わります。

岐阜に入りまとめ切れていなかった資料をまとめていたら

 

テレビで

プロフェッショナル 『仕事の流儀』

が放送されていました。資料作りながら・・チラチラ見ちゃう。。

 

でも二つのことを同時にできないから、結局がっつり見ちゃってこんな時間・・・(夜中の2時半過ぎ笑)

そして今回はIPS細胞でノーベル賞をとった山中教授でした。

 

全く違う分野でいながら、ステージも全く違いながらも

 

そういうのを見ると、すぐに自分に落としこんで考えちゃう笑

『応えるべきは・・・・・なにか』

 

というテーマのところ・・・心にぶっ刺さりました。。。

 

思わずPCの手が止まりました。

たくさんの研究員さんを従えて、筋ジストロフィーの研究をしてみんなで討論している内容で、

あることをすると10%筋力が上がると・・・・

 

若い研究員さんがいっていました。

ずっと聞いていた山中教授は、

 

『10%筋肉が増えたところで使えるようにならなくてはその人にとっては意味がない、数十年動いていなかったところに10%筋肉が増えて動かすことができるのか、果たしてそれは患者さんのためなんだろうか』

と。

研究者は筋肉がなくなっていくから、筋肉を増やしてあげたいと思う。

患者さんは筋肉が増えたかどうかよりもきっと日常に戻るために、生きるために、動くかどうか・・・が大切。

 

それを見ていて、感慨深いものがありました。

私たちが行っている運動を指導するという方法。

フィットネスという分野で様々な手段があり、その方法はそれぞれ違います。

 

ただ運動指導を通して私たちはお客様に何を伝えたいか…どうなることを望むのか・・・

表面上、楽しさ、興奮、感動、が、伝わったところで本質の部分が崩れていてもいいのだろうか・・・・

そして、受ける側の皆様は何かをすることで何かを失っていないか・・・何かを犠牲にしてはいないか・・・代償が起きてはいないか・・・。

それでもなお、優先すべきは何なのか・・・。

 

私たち運動指導者が応えるべきは‥…なんなのか。

 

今年、そこを葛藤しまくった一年でした。葛藤しながら、動いてきたら見えてきました。

 

それは

どちらも同時にやるということ。

 

もちろんその中で、手段と目的は明確に分けています。

目的は一つ、、、手段はたくさん。

 

ただ、お客さまの笑顔が見たくて・・・・という当たり前すぎる感覚的な感情だけじゃなく、そこはもう当たり前でできていて当然で

 

なぜ、笑顔 になるのか・・・

 

そうするためには何を学び何を伝え何を引き出すのか・・・

その結果何がどうなって笑顔になるのか・・・というところまで洗練して取り組んでいきたい。

 

ただがむしゃらな時期はもう終わりです。

私たちはプロとして、学び、プロとして活動し、そしてお客様たちはそのご自身の生きる時間の一端を私たちフィットネスインストラクタ―に預けてきてくださる。

 

対価を支払って受け取りに来てくださる。

 

そこに対して、しっかり提供していく義務がある、責任がある。

 

プロとしての自覚、責任をしっかりと果てせるように、ちゃんと仕事していきたいと思います。

そして今はからだワーク協会®という新しい協会の推進本部で山田リーダーとともに協会を引っ張り、KITのメンバの皆さんとしっかりと役割分担をしそこに属するプロの運動指導者の皆さんの道を作っています。

二つのプログラム からだバー®、からだジャンプ®のグランドマスタートレーナーとしてプログラム開発、人材育成を行い、

 

 

私自身も今  守 破 離 の破のところに

来ている感じかな・・・と。

 

そして鎖の一つ一つのうちの一つとしてしっかり強いカタチを作り、ほかの鎖とつながり

長い輪ができて、引っ張られたときにプチンと音を立てて切れないように。。。

 

鎖は、たった一つでは何の効果もなく、ただある状態で、ほかの鎖とつながることでその役割が生きてきます。

だけどつながったことで自分自身が弱い状態だとそこが切れてみんなに迷惑がかかる・・・

 

 

強い個でありたい・・・

自分の自身の弱い部分もしっかり認めながら、仲間を信じて、一緒に高めあいながら強い個でありたいと思う・・・夜中の3時です。

 

山中教授に感謝です。

 

よし・・・寝ます。

明日は撮影・・・。。ZZZZZZ