してあげたいではなく、させていただけるということ・・・

苫小牧市民17万人、北海道民560万人、日本国民1億3000万人の健康を守る木田ちゃんです

私は小さいころから様々な活動を活発にしてきました。

何か活動をするときは必ず誰かのサポート、かかわりが必要になる。自分には見えていないところでたくさんの方がかかわっていたりします。

スピードスケートを本格的にやる前もスポーツは盛んに行っていて、何か選ばれたりするとまたたくさんの方がかかわる

それ以外にも、地域や、学校の方、沢山の知り合いの方にお世話になり育てられてきている。

 

スケートをやり始めてからは個人の助け支えだけではなく、企業、団体からのサポート、時には北海道から、時には国からのサポートもいただく・・・

 

そして引退した後、スポーツクラブに入り約10年間、スタッフとして、活動してきたときも、たくさんのお客様に支えられ、励まされ、応援していただき、皆様に育てられてここまで来ました。

 

そして今現在も自分がいるのは完全に皆様のお陰。

いろんな出会いがあり、いろんな別れがあり

 

いい思い出もよくない想い出も

 

全て今の自分を作る上で必要なもの。

 

 

私は35歳から、恩返しの人生と決めていました。

35歳までは自分のスタンス、をある程度確立し、軸を作り

35歳からは皆様にじぶんの中のものをカタチにして返していく・・・・

と決めていました。

私が今の働き方をし始めたのはまさに35歳からです。

これは30歳の時に決めたことです。

 

30歳の誕生日の時に自分の人生設計をしました

35歳の時、37歳の時、40歳の時、43歳の時、45歳の時、50歳の時、55歳の時、60歳の時、、、65歳の時・・・と。

 

東日本大震災の時、自分にできることはないか・・とチャリティイベントを企画し、開催し、寄付したけど、

 

ちゃんと現場を見て何が自分にできるか・・・を考えようと翌年からは三陸に同行させていただき、復興の応援活動をしました。

 

その時に、気付きました。・。。。

してあげたい。。。だけではだめなんだ。

 

こんな私でも現地の誰かと話話したり、元気を引き出す機会をいただける、

外部の人間なのに、受け入れてくださり、ラジオ体操の輪の中に入れていただける

 

演歌に合わせた即興の簡単な体操をすることで皆さんが楽しかったぁと笑顔になってくれる・・・そんな機会を与えていただける。

きっとそうゆう機会をいただけて、その機会をしっかり無駄にせず、皆さんのお役に立てることができたのはきっと今までの経験があるからだろう・・・

 

皆様のおかげで、いろんなことを経験させていただき、

そのおかげで、それを生かすことができて、自分の力で誰かのお役に立つことができ、

自分を必要としていただける。

力を出す環境を与えていただける。

 

誰かの役に立たせていただける。。

 

 

テレビのニュースで2歳のヨシキ君を見つけたおはたさんのお話を何度も見ました・・・・なんて素晴らしい方なんでしょう・・・。

神様のような方だと感じました。

 

お会いしたい・・・

 

ボランティアをさせていただけるのであればまた次の地に向かう・・・

 

と言っていました。

 

ボランティアはしてあげたい・・・と思うもの・・・だと思っていた、。

 

『させていただけるのであれば』と言っていました・・・・。

涙が出てきました。

 

自分の心がおろかに感じてしまうくらいでした。

 

してあげたいしてあげたい・・・は自分のエゴなのかもしれない。

 

その想いの中に、させていただける。。。という感謝の気持ち・・

その気持ちが大切なんだと。。。

 

そしてさせていただけるのは、そこに至るまでのたくさんの経験があるから、、、

自分の中にお役に立てる何かがちゃんとあるから・・・

 

そしてそれを活かされる場があって

自分の力で誰かのお役に立たせていただくことができるならば・・・

 

この数日、すごく心が洗われる・・・

私の力や知識、経験が誰かの、世の中のお役に立つことができるのならば、

微力ながら何かさせていただけることがあるのなら・・・

 

その時のためにたくさんの経験と学びをしておきます。

 

自分のためだけではなく、誰かのためにも生きられる人生・・・

素晴らしいです。