地域のイベントですので、小学生からご年配まで、幅広い世代の方々とご一緒しました。
それぞれの世代の見方や価値観があります。
当然、どれが正しくて、どれが間違いもありませんね。
ただ、違いがあるのは事実です。
準備を一緒にやりながら、それぞれに合った伝え方や、見せ方をする大切さを改めて実感しました。
お手伝いでではありましたが、良い時間を過ごさせてもらいました。
運動会の季節ですが、運動会といえば私はかけっこのイメージが沸きます。
運動会のかけっこでは数名のグループで一斉にスタートして、その結果、順位が決まるというものですね。
そこでよくあるのは、グループの中で足が早い子がいるとか、いないとか。
遅い子ばかりのグループに入ったら1位になりやすく、足が速い子がいるグループに入ったら1位は難しくなります。
かけっこの順位というのはグループのメンバーで左右されてしまいますね。
つまり、かけっこの順位とは一緒に走る人と比べた結果。
一番をとれたとしても、それは嬉しいことですが、本当に足が速いのかは別の話ですね。
人と比べるような評価の場合。
誰と比べているのか?
どんな環境で比べているのか?
そういった見方を持つことも忘れてはいけませんね。
あるお店に心のこもった挨拶を毎回してくれる店員さんがいらっしゃいます。
その方が「今○○がお勧めですよ」等と色々な話をしてくれると、その話は自然と受け入れやすくなります。
反対に、ほとんど挨拶をしない店員さんもいらっしゃいます。
その方が何か勧めてきたら、当然その話を聞こうとは感じません。
店員さんが何を伝えるのかも大切ですが、それ以前に、聞きたい相手かどうかを左右するのは、挨拶はとても大きなポイントです。
大げさに表現すれば、挨拶は伝わるための土台。
そんなことを改めて思いました。
これは普段のレッスンでもとても大切なことだと思います。
インストラクターさんはお客様にレッスン中に沢山のことをお伝えすると思います。
レッスンが始まる前に、伝わりやすい土台が作る。
それはインストラクターさんの言葉を、より活かすことに繋がると思います。
毎回の挨拶。
大切にしたいですね。