音の出るストンプの話

おはようございます

苫小牧市民17万人、北海道民560万人、日本国民1億3000万人の健康を守る木田ちゃんです

元スピードスケーターはオリンピック見て、みんななんか緊張しているはず・・・笑

あの緊張感、あの感覚、あの高速リンクで1500滑ったときの2週目のコーナー回ったときの足に来る感覚を知っているから・・・(笑)

私が現役だった時代・・・今から17年以上前。。。もう20年位になります・・・笑

うわぁ~20年・・・そりゃ子供が二人生まれるわけだ・・・。

その割にスラップスケートは進化していないことに驚き・・・。

その当時は血中乳酸とかの測定や心拍の測定はしていたけど、あそこまで細かく動作分析していなかった気がする

小平選手の練習の様子。。。見ていて、今自分がフィットネスの中で提唱したいと思っていることとおんなじで、

この感覚、今までもっとスケート界でも取り入れるべきなのに・・とずっと思ってた。

スケート界のみならず、スポーツ全般、もっと指導者の知識をあげなくては、選手の可能性を引き出すのは難しいのではと考えてしまった

決してからだに無理のある動きではなく、

むしろ、人間本来のからだの動きに戻ってきてる

背骨の動き、背骨から、股関節、肩甲帯、そこから延びる四肢は無理なく、無駄なく、動物的な人間本来の動きを引き出すために、今、小平選手は結城コーチと取り組んでいます。

あつしがスケートのレース見てて、ふっと言った言葉

『なんでキィっていうの?』

そう、、、スケーティングの中でエッジを滑り込ませる際に、キぃって音がする人がいます。

それはいわゆるブレーキがかかっている音

調子が悪い時よくなっていました笑・・・自分も。(笑

自分の軸から、足の置く位置がいずれるとき、重心がうまく刃先とおんなじ方向に定まらなくなり、

パワーが分散してしまうとき、、特に後半の足に来てしまっているとき

その音は出ます

スケートは高速で前に進もうとする推進力がある

横に押しているけど前に進むから自然と斜め後ろに押している

そこから次の一歩は自然に音がなくすうっと入るのが一番いい

フィットネス・・・・特にエアロビクスでもおんなじようにこれはどうなんだ?と思っていた動きが、音のでるストンプ

ストンプって踏むっていう動き

私は16年間フィットネスインストラクターしていますが、エアロビクスをやり始めたのはここ4年位です。それまではプレコリオばかりでした。

16年前に少しだけエアロビクスしたけど、その当時エアロビクスだと思っていた動作が、

12年の時を経て、もう一度見たときにすごく違うものになっていてびっくりしました。

そして、ストンプがバーン!ってすごく強く床をたたくような動作になっていてびっくりした。

最初見たとき、怒ってるのかな?と思った(笑)

そこに何かあって押し付けたのかな?と思った

だけど、2ストンプとかバーンバーンってすごくて、特にステージでしている方は、床材の質が板だったりしたときに、すごく音が出るから、ほんとに目立ってすごかった

あっ、!目立たせるためにやっているのか!と気づいた。

ここで踏むんだよ!と理解させるために音を出しているのか・・・と。

だってしゃべらないしね。

もっと違う方法で伝えればいいのに・・・・と思っていたけど・・・。

あと、靴がバッシュ―(バスケットシューズ)みたいな底が固いやつをはいていたから笑 かな・・・とか。

と思ってたけど、それを見てレッスン受けているお客様もそれをフロアで真似しちゃう

バーンバーンて。

あれを見ていて、そわそわソワソワしていました。

え!膝!膝!

膝が壊れる!

いつも思ってました。

ストンプは真上から叩き下ろすではなく、重心を乗せて戻すような動きになる。

私たちは普段歩くとき、かかとがついて、足裏の外側がついて、小指球がついて母指球がつく・という流れがほぼ同時に行われる

それが人間の自然な足が床につく仕組みです。

それをストンプ強く踏んだら、足首を通り越して、膝の関節が骨が飛び出ちゃうんじゃないかと思っていました。

最近、イベントレッスンでほかの方のリードを見る機会はあまりないけど、もうああゆうのがなくなっていたらいいなあと思う・・。

人間の動作にストップかけていることになって、その負担が違うところに来るから。。。

参加者様のことを考えた見せ方、伝え方、導き方を心がけたいなと今回のオリンピックで改めて考えさせられました!