ゴールはみんな違うということ

苫小牧市民17万人
北海道民560万人
日本国民1億2000万人の

健康を守る木田ちゃんです⭐️

私が一人目の妊娠の
22歳のとき、インストラクターになってわずか2年目での妊娠だったので

資格も取ってこれから〜というタイミングで
現場を離れるのがとても不安で・・

妊娠期間中学べることをたくさん学んでおこうと
いろんな経験をしました。
その中の一つで
9ヶ月になるまで半年間くらい

ボランティアで

障がい者支援施設にボランティアで
運動指導にいかせていただいていました

そこにはダウン症の方から
脳性小児麻痺、
あとは診断名はわからないけど

コミュニケーションが取れない方・・など。

私よりみなさん年上の方ばかりでした

スモールボールを使って45分間
音楽に合わせて運動したり色々考えていくのですが

ダウン症の方は音楽で体を動かすのが好きなので
とっても陽気で
私も元気を頂いてました

 

転倒しやすいからヘッドギアをつけている方なども
ギリギリボールを握りながら

動く感じで

 

その中で
いつもお一人。参加者名簿にはあるけど
お部屋から出でこない方がいました

だけどスタッフさんたちは
無理に呼びに行こうとはしなかった・・。

でも私は気付いてました

いつも楽しい時間が終わって帰るときに
お部屋の扉をちょっとだけ開けて
こちら側を覗いていたのを・・・☺️

いつか出てきて欲しいなぁと思いながら
最後のレッスンとき

 

泣いてくれる方もいたりして
抱きついてきてくれたり、
元気な赤ちゃん産んでね・・とお腹すりすりして
くれる方もいたり・・・

6ヶ月間通ったのですが、

なんと最後の最後で、
いつも出てこなかった方が扉を開けて出てきてくれたんです

これにはスタッフさんは大騒ぎでした

 

でてきたぁ〜⭐️すごーい❗️と・・。
今までこうゆう集まりに出てきたことないんです

まさか出てくるとは・・
素晴らしい

 

心が動いたんですね。
感動・・・😭

と泣いて喜ぶスタッフさんもいました。
その方が出てきたことに対して。

 

あるスタッフさんとお話しして
ここの施設はいろんな程度の病状の方がいます

同じ目的を持ってやっていても
進み具合は全く違う

 

みんな違うんです。

だからその方にとっての次のゴールは何かを
見つけて
導いていくのが楽しい・・・と。

今から
20年も前の話ですが
その経験は私に大きく響いて

自分が今でもお客様に提供するときは
こちら側が求めてしまいがちなゴールではなく

その方にとってのゴールは何かを
できるだけ早く見つけて

できていない部分に目をむけすぎず
できている部分を見出していくことが

自然と
次のできるを作っていく・・・

ということを念頭に置いて仕事をしています。

理想と現実はもちろん違う
目標と現状ももちろん違う

【今】の状態をちゃんと理解してあげることが
その方の進みやすいゴール、進みたくなる
目指したくなるゴールへと

共に導いていけるコツなのではと日々感じて

取り組むようにしています。

今回、母親が股関節を手術し
回復に至るまで近くで見ていて

できることとできないこと
そこから、

やるべきこと

を考えていく上で
この視点はやはり大切だと感じました

できない。。という感覚をネガティブに捉えてしまわないように
そこはあえて

やらなくてもいい・・という選択をして
他にやれることを見つけていく

結果。。。気付いたらできるようになっている❗️

この感覚はグループ指導でもパーソナルでもどちらにも大切
と感じました

 

本当に周りから学ばせてもらえることばかりです

感謝です・・。