事件ですか?事故ですか?

110番をすると

「事件ですか? 事故ですか?」と、聞かれる。

仕事に向かう道中、信号待ちをしていた時のこと。

事件を目の当たりにした。

 

急な割り込みをしてきたやつ(加害者)に、私の目の前の車の運転者(被害者)が、

クラクションを鳴らしたことによって、キレられ

車を蹴られ、ドアを無理やり開けられ、無抵抗のまま、何発も素手で殴られている。

その真後ろにいた車中で、一部始終を見てしまった。

 

 

 

恐怖で 体が固まり、何もできない。

ただハンドルをぎゅっと握り、時間が経つのを待つだけ。

 

 

 

殴った加害者は、威嚇し、猛スピードで 現場を立ち去る。

 

 

 

「あ!車のナンバー抑えなきゃ!」

我にかえり 犯人の車を追いかけたが 間に合わない。、見失った。

 

 

被害者に「大丈夫でしたか?」、引き返して声をかけてあげれたのでは?

すぐ仕事だったから、考える暇もなく、普通にレッスンしたけど。

なんとも いたたまれない気持でいっぱいになった。

 

 

 

ふと、

被害者の車に、障害者のマークが貼られていたのを思い出す。

車内に車椅子があったのも見えたし。

 

 

いや、ちがう。障害のある、ないにかかわらず、

このまま 、あー怖かった。巻き込まれなくて良かった〜で 終わらせたらあかんやろ。

 

 

それで110番。

 

 

1番 はっきり見ていたのは
おそらく私しかいない。

 

 

「事件ですか? 事故ですか?」聞かれ、答えた。

「事件です。」と。

 

 

 

被害届があった時に、第三者の目撃情報というのは重要になる。

警察署から、確認の電話が折り返しきた。

 

 

あんな酷いことをした加害者は、捕まらなくても
いつかどこかで制裁を受けるだろう。
てか、受けろ! カス!!氏ねーーーーー!!!

 

 

 

 

 

‥‥
*ドライブレコーダーをつけておけば良かった。

* スマホで 犯行現場を撮影すれば良かった。

* 勇気振り絞って 、仲裁にはいれば良かった( 私が、ボブサップみたいな男だったらの話)

 

 

ああ後悔。後悔。後悔。

 

 

そんな日だった。

 

 

 

では ☆ また