白子さんと黒子さん。

イントラの花道へようこそ。

お世話になった インストラクターの大先輩が天国に旅立った。

10年以上も前。
まだ新人で下手くそで チャラい頃。ガン黒って流行ったやん。

あんな 日焼け命みたいな風貌で その先生のレッスンに参加するたび

「私は 色白だから 白子さん♪
野田さんは 黒子さんね♪」

そう話しかけてくれたのだ。

わたし下手なんです、どうやったらお客さん増えますか?

また お客さんに 面白くないって文句言われた、どうすればいいですか?

どう頑張れば、先生みたいになれますか?!

その先生に質問ばかりしていた。

が、そんな愚問に答えることなく、
いつも

「黒子さんは、黒子さんのままでいいの。
白子さんに なろうとか考えなくていい。

黒子にしか 出せない味とか あるんだよ。
いつか わかる時がくるからネ。」

そう 励ましてもらったことを思い出す。

 

その先生のレッスンは、いつも超満員。

なのに

お客さんが全然入らなくて、薄暗いロッカーで
メソメソ泣いてた私に

笑顔で
「 ほら、黒子さん きょうは 3人から5人に増えたよー」って励ましてくれた。

 

 

大きな 大きな人だった。

あんな風に なれたらいいのに

思うだけで 全然 できてねぇ ロクデナシのイントラに仕上がってしまったけど

かろうじて仕事もできてる。

レッスンもしてる。

その先生は、どんなレッスンも もうやることができないんだ。、
それってどんだけ辛いだろう。想像できん。

 

 

あした 最後のお別れに行く。

 

あったかくて おおらかで 素敵な先生。そして、 尊敬する 指導者。

 

 

どうか、天国で 安らかに。