JIEL主催・Tグループ(人間関係トレーニング)に参加して
2015年12/17~22、山梨県清里・清泉寮で開催された合宿講座「Tグループ(人間関係トレーニング)」に参加してきました。
何人かの方々から関心を持ってお尋ね頂いていることと、また自分自身の記録のために体験記を記します。
主催の「日本体験学習研究所」JIEL(ジャイエルと読みます)は、南山大学・津村俊充名誉教授が代表理事・代表をつとめられる一般社団法人です。
*日本体験学習研究所・JEILは、70年ほどの長い歴史をもつNTL Instituteの理念と学習方法を大切にした教育・研究機関です。
NTLは、Tグループをはじめ多数のプログラムを提供しているラボラトリー教育の世界的な機関です。
ラボラトリー方式の体験学習を核として、日常の人間関係のあり方を探求することや、対人関係、チーム、組織において相互に学び合い、成長する関係づくりを目指しています。また、そうした関係づくりができるファシリテーターの養成にも取り組んでいます。(*~ここまで、日本体験学習研究所HPより引用)
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主催・JIEL(一般社団法人日本体験学習研究所)▼
0日目(12/16)福岡から東京新宿へ移動。
1日目(12/17)
出発前、ホテル近くの新宿中央公園で朝ジョグして気分スッキリ
11:00新宿発JRあずさ13号で小淵沢12:59着
13:14小淵沢発JR小海線で13:39いよいよ清里へ到着 (初・清里です♪)
お迎えのバスに乗り込んで清泉寮へ
14:30 いったん荷物を部屋に置いたらいよいよ5泊6日の研修が始まります。
研修は次のように進められます。
**8~10名のメンバーと2名のトレーナーで小グループが構成され、対話のセッションを体験します。
グループには特に決められた課題や手続きはなく、参加者は自由に対話を続け、その場に生まれてくる人間関係(プロセス)を学習の素材にして体験的に学んでいきます。
その過程で、自己理解、他者理解、受容、共感、影響関係、コミュニケーションやグループプロセスなど、人間関係のさまざまなことに気づいていくことができます。
5泊6日の合宿形式のトレーニングの中では、10数回のTグループセッションのほかに、特定のねらいのもとで構成化された実習を通して学ぶ体験の場や、小講義などを通して学びを概念化したり言語化して整理したり、新たな試みを考えたりする全体会も大切な学びの場として提供されます。
(**からここまでJIELHPより引用)
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お昼休みの後、たっぷりの休憩時間がある日もあります。
この日は気持ちよい青空のもと、みんなで散策に出かけました。
心に丁寧に触れてゆくTグループセッションを重ねながら
濃密な1日1日が過ぎてゆきました。
新館フロント暖炉の前で食事時間を待つひととき
レストランでは笑顔が素敵なスタッフのみなさまが迎えて下さいます。
とても居心地よい空間
毎回たっぷりの野菜と丁寧に調理された美味しいお料理が並びます。
こちらはある日のメインディッシュ♪
こちらに、様々なお料理とデザートがつきます。
バイキングなので、少しずついろんなお料理が楽しめるのも嬉しい♪
ある日のバイキングのお料理の一部はこちら
良いお天気に恵まれた6日間
例年に比べ、ずいぶん暖かなのだそうです。
それでも早朝は氷点下。
そんな中、毎朝ジョグしていました。
ある日の夜明け前 6:20ごろ
部屋の窓からの眺めです。
中央右には富士山が望めます
こちらはある日のジョグ途中の眺め♪
2日目はうっすらと雪が積もり、小動物の足跡が♪
振り返ると八ヶ岳が朝日に染まっていました。
ジョグの途中、牧場のうしさんたち あー逆光・・(^^;
今回の5泊6日の合宿研修で学んだことがいろいろありました。
そして、今もまだ反芻中で日々考えが進行中です。
いま、思うことは
一歩踏み込んでかかわることで分かることがあるということ。
自分がいかにわがままで未完成な存在かということ
結局は自分がどうありたいか、何を大切にしているか。これが自分の軸になるということ。
そう気づくと、
こんな風に未完成で融通が利かない私の周りにいてくれる人達に
こころからありがとう、
と言いたい。
「共にあるということ」
それは自分の心と共にあるということ
他者の心と共にあるということ
私をとりまく全てのものと共にあるということ
人と共に生きてゆく限り、その自問自答は続くのかもしれません。
今回、ともにこのかけがえのない時間を過ごした22人のみなさん
特に
Tグループセッションでご一緒させて頂いたBグループのみなさん
そして、
このすばらしい時間を準備し様々なお心遣いを下さいました、津村先生をはじめスタッフのみなさん、
ほんとうにありがとうございました。
この記事をご覧の、Tグループにご興味あるみなさまへ
次回の同講座(Tグループ)は2016年6/4~9(土~木)だそうです。
受付は下記HPから2016年1.1スタートとのこと
(ご希望の方、定員枠がありますのでお早目をお勧めします)
▼一般社団法人日本体験学習研究所(JIEL)
http://www.jiel.jp
**以上、ここまでご報告でした**
以下はここ数日の自分の記録です。自分の忘備のために記します。
~12/25~
感情がとぎすまされていてちょっとしんどい
昨日のヨガのレッスン
その前後の人とのやり取りも、ある意味おどおどしている自分がいた
思うように伝わっていない不安
それはそれで、それが事実なのだから
「そうなんだなぁ」と思うしかない
今朝
ジョグしながら浮かんだ言葉
「共にある」ということ
人の感情に敏感になっていて
自分の感情を置き去りにしていた
自分の感情と共にある
他者の感情と共にある
大きなもの中で自分がそこにある、ということは事実
そこにいていいんだ
そう考えると
支えになるのは
自分がどうありたいか
それが人にそのまま 伝わるかどうかわからないけれど
受け入れられるかどうかはわからないけれど
こうありたい、と思う自分がここにいる
少なくとも、今はそうあるしかない
それが、わたしの
いま、ここなんだなぁ
~12/28~
いろいろを反芻していた
だいぶ落ち着いてきた
自分がこう、と思って発信するものは、自分の思いとは違って受け取られることがある
だから怖くもある
自分が大切にしていることや、絶対に譲れないことがあって
それなのに、真逆に受け取られることがある
それを避けるために、伝え方や工夫したり、確認をすることは有効
ただ、それとは別に、
すべの人に、正しく伝えなければ、と思いすぎると行動がとまる
やることが怖くなる
「まずやってみよう」がなくなる
「一歩踏み込んでかかわってみよう」が怖くなる
それよりも
人にどう映るかにとらわれるよりも
私は私がこう、と思うままにやってみたい
自分がどうあるか
何を大切にしているのか
結局はそこに戻ってくる
残念だけど、
違って伝わってたらごめん
伝わる人には伝わるし、そんな人たちがいま近くにいてくれる。
今、私の周りにいてくれる人達・・
こんなにわがままで不完全な自分の近くにいてくれてありがとう
一緒にやろうと言ってくれてありがとう
これからも配慮が足りなかったり、独りよがりだったりするんだろうけれど、
これがわたし、なんだよね
一人で考えることが好き
でも、それを人と共有して、一緒にことを進めてゆく喜びも知った
自分一人ではやれないことごとを、人と手を結んでやってゆく楽しさを知った
そして「物事」に対しては全く同じではなかったとしても、気持ちは分かち合える
to be continued・・
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