発電所の蓄電設備

あなたの頼れる御用聞き　北浦一郎です。

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10月28日(金)の中日新聞の記事です。

ハイブリッド車(HV)などの電動車で使われた
中古の駆動用バッテリーを連結した
世界初の蓄電システムを構築し、
火力発電所に設置したとの記事です。

電動車の増加で大量発生する中古バッテリーを
有効利用する方法として期待される
とのことです。

今回は火力発電所に設置していますが、
太陽光発電所への設置の方が
大切だと私は想っていますが、
技術が異なるのでしょうか。

資源を有効活用する時代が来ています。
効率的な蓄電設備の開発が大切だと
想っています。

「この設備ではトヨタとレクサスのHV、
　プラグインハイブリッド車、電気自動車、
　燃料電池用の中古や新品のバッテリー
　計120個を使用。

　出力485kwで1260KWワット時の容量を持つ。

　送配電電網に繋ぐ『系統用蓄電池』として
　電力需給に余裕がある時に充電し、
　逼迫時に放電するなど
　電力使用の効率化に役立てる。」

温室効果ガス減少対策としても
必要な設備だと想っています。

蓄電～送電時に発生するロスが
気になっています。
現在の技術でのロス率を
知りたいと想っています。

「これまで、劣化状況が異なる
　バッテリーをつなげると
　十分に充放電できなくなる難点があったが、

　同時に複数を制御して
　最適に放電することに成功した。

　システムには、バッテリーの直流の電力を
　交流にする機能もあり、
　変換機器の省略によるコストの削減や
　電力ロスの抑制も実現した。」

素晴らしい技術だと想いました。

太陽光発電所での活用や
海洋風力発電所からの
電力の移動への活用にも
期待します。

世界中の発電所で
活用できる技術に育って頂きたいと
想いました。