介護施設が「給食難民」になる
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
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11月14日(金)の中日新聞の記事です。

物価高騰が続く中、
介護施設の給食が危機に直面している。
特に給食業務を外部委託する施設では、
「値上げ」と「撤退」の
どちらを受け入れるかを迫られ、
値上げに応じれば施設の赤字が膨らみ、
それを拒めば“給食難民”になる恐れも。
政府は補助金を支給して
改善を図る方針だが、関係者は
「一時的な措置ではなく抜本的な解決を」
と訴えている、とする記事です。
「予兆はあった。今夏、
人件費と食材費
を含めた
委託費の値上げ
を求められたが、
応じられなかった。
提示された価格は、
1人1日(3食)あたり
300円以上アップの
1750円余り。
年間2千万円以上の赤字
が生じる値上げ要求だった。」
この記事では、
昨年夏や一昨年夏に
委託費の値上げがあったのかが
記載されていません。私は2度目か、3度目の
値上げ要請であったのではと
想っています。施設側も給食委託会社側も
一番の弱者は
入居者であることを前提に3者の苦境を政治に訴えて
行きましょう。
私も声を上げ続けます。
「食費の基準額は、
2021年度の
介護報酬改定で
1392円から1445円
に引き上げられて以降、
据え置かれている。
全国老人福祉施設協議会
(老施協)の25年度調査
によると、
1人につき
実際にかかった
1日の食費は1788円
(うち人件費815円)で
基準額とは
343円の開きがある。」
私は知人のお米屋さんで
特定の銘柄米を継続しています。2023年7月までは5kgが1850円でした。
7月に新米になって2000円に
以降、値上げラッシュに。2024年7月の新米は2550円。
2025年10月は新米で4550です。2021年度から比較すると
この4年間で約2.5倍の
値上がりの間に介護保険制度における
食費の基準価格は
据え置かれたままです。1食あたりに占める
お米の価格の比率は低いですが
この物価高騰を政府は
どう支援するのでしょうか。役人の知恵の見せ所だと
私は想っています。
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