日本時間の昨日深夜にパリ五輪開会式がおこなわれました
競技自体は開会式前から始まっているので、今日で大会はすでに5日目です
パリは日本と7時間の時差があるため、夜の競技などは日本時間の深夜になります
開会式も午後7時半ごろ開始ということで、日本時間では深夜でした
土曜(27日)は仕事だったので、リアルタイムでの視聴は断念
朝起きて、朝食を摂りながら録画放送を観ました
セーヌ川を航行して選手が入場するなんて、誰が想像したでしょう?!
シンプルで経費が節約できて、でもパリらしく斬新な開会式の始まりです
一つの競技場にいていろいろなパフォーマンスを観ながら入場する従来のパターンではないので、
選手たちは残念な部分もあるかもしれませんが、
きっと思い出深い船からのパリ市街景色になったことでしょう
この時期のパリの午後7時半はまだすごく明るいんですね
開会式が進むにつれ、徐々に暗くなる街並みもとても綺麗でした
この船での入場には賛否があるようですが、私は素直に素敵な開会式だったと思います
レディー・ガガのフランス語パフォーマンスやムーランルージュによるフレンチカンカン
川沿いにはいろいろな仕掛けや大型ビジョン
橋の上からの有名アコーディオン奏者による演奏にキャラクターたちが花を添えました
もう一つ斬新だったのが、画面上では時折登場した謎の聖火ランナー
パルクールのような圧倒的身体能力でパリ市街を駆け抜けていました
とてもカッコよかったです!!
まるでアクション映画のワンシーンのようでした
私が朝食時に見たのはこの辺りまで、この先は帰宅して録画を見ました
その録画の最後、つまり開会式の最後にこんな感動が待っているとは
思いもせず仕事に出かけたのです
帰宅後続きを見ると・・・
開会式が進むにつれムードも盛り上がり、いよいよ聖火がレジェンドランナーへ引き継がれます
まずは謎の聖火ランナーからフランスサッカー界の英雄ジダンへ
その後はたくさんのスポーツ界のレジェンドやオリンピアン、パラリンピアンたちによるリレーで、
謎の聖火台へと進んでいきます
雨の中、しっかりと燃え続けるトーチの燃焼部分を製造したのは愛知豊川の「新富士バーナー」
東京五輪から引き続きの起用だったらしいですが、
同じ日本人、愛知県民としてとても誇りに思います
私がこの開会式で一番感動したのがここから
聖火はルーブル美術館を抜け、チュイルリー公園に設置される聖火台へ
聖火ランナーが映る画面のBGMには「愛の賛歌」が流れる
言わずと知れたフランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの名曲です
もちろん本人は亡くなっていますので、
「きっとフランスの有名シャンソン歌手が歌ってるのだろう」と思ってみてました
いよいよ聖火台の登場で、またもやその斬新さに驚きです
聖火台が気球になって夜空に浮かび上がるとは・・・す、ご、い
ここで式典会場前にあるエッフェル塔に画面が移ると、
な・な・なんと「愛の賛歌」を歌っているのはセリーヌ・ディオンではないですか!!
全身鳥肌が立って身震いしました
病気療養中のはずのセリーヌが、圧巻の歌唱で世界中を感動の渦に巻き込みました
レディー・ガガが登場したときに、もちろんガガも素晴らしかったけれど
世界的歌手でフランス語と言ったらカナダ出身のセリーヌだろう!と思っていたので、
セリーヌの「愛の賛歌」が聞けてとても感動しました
パリの象徴であるエッフェル塔を中心に、エトワール凱旋門、ルーブル美術館、セーヌ川などなど
そして夜空に浮かぶ聖火
まさにパリ市街一帯がオリンピックという大祭を盛り上げているようです
そしてこの素敵なパリの地での日本人の活躍を期待せずにはいられません
” がんばれ!ニッポン! ”