今回の動きは「レッグ・カール」です
名前の通り、足をカールする、折り曲げる動きです
しかし、折り曲げていればOKというだけではありません
基本的にレッグ・カールは、腿の裏側(ハムストリングス)を使う動きです
エアロビクスの場合、目的の筋肉を必ずしも最大限に動かす必要はないですが、
有酸素効果を上げるためにはできるだけ正確に動きたいです
では、レッグ・カールにおいて、ハムストリングスをしっかりと使えるポイントをお伝えします
①まず、後ろに蹴り上げる足は自分よりも後ろへ持っていかなければいけません
腿の前側が軸足よりも後ろです(股関節の伸展)
そこから膝を曲げます(膝関節の屈曲)
この二つが行われてはじめて、ハムストリングスがしっかりと使えます
私が見てる限り、膝はしっかり曲げているけれど腿前が軸足よりも前に出ていいる方多いです
②①を行う際のコツがあって、軸足をしっかり伸ばすと蹴り上げる足がしっかり後方へ行きます
これも意外と膝が曲がっている方多いので気を付けてください
ただし、膝が伸びすぎない(過伸展しない)ようにします
軸足は踵をしっかり踏むことで、膝もちょうどよく伸ばすことができます
踵が浮くと脛に負担がかかり、炎症を起こす(シンスプリント)場合があります
気を付けたいポイントとしては、足を後ろへ持っていこうとするあまり
腰を反り過ぎないようにしてください
踵は踏みつつ上に伸びるイメージで動きを行うと、自然とお腹に力が入り
腰の反りを抑えてくれます
③ちなみに、レッグ・カールの際のポピュラーなアームワーク(腕の動き)は
両腕を前から後方へ引くが多いですよね
これは背中の広背筋を主に使っています
しっかり引くことで、有酸素効果も上がりますし、姿勢改善にも効果的です
言い訳で申し訳ないですが、画像は静止した状態で撮っているのでバランスとりにくく
肘をしっかり引けてません
*レッグ・カールで使われるハムストリングスは体の裏側(後面)です
裏側の意識を高めると体全体がもっと有効に連動して使えるようになります
ぜひ質のいいレッグ・カールをしてみてください