『いのちの停車場』

 

『いのちの停車場』を観ました。

原作を読んでいたので是非とも観たいと思っていました。
スラスラと感想を書ける類のものではありません。

人の命の終わり方は
どれひとつ同じものはなく
人の数だけあるもの。

理想の「人生の終い方」があっても
どんなに準備をしていたとしても
その通りの終い方を叶えられる人が
どれだけいるのだろうか。

自分の人生の終わりは
まだまだ今後年齢を重ね、老いと存分に向き合った
その後の話と思いがち。

でもある日突然「残り時間」を突きつけられることもあれば
それさえもなくプツリと灯が消えてしまうことさえある。

老いていけるということは
幸せなことでもあるのですよね。

でもますます進む高齢化社会の中で
耐え難い身体の痛みや苦しみと共に
生きていくのもまた大変な苦痛。

今後母の老いと向き合いながら
そして自分自身も年齢を重ねながら
自分たちの現実として
人生の終い方を模索していくのだろうと思います。

色々と考える機会となる映画でした。


今日の電池は切れました。

 

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