土日の部活引率費用

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。

皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2月1日(月)の中日新聞の記事です。

全国の都道府県教育委員会を対象にした
公立高の調査結果です。

「土日の練習試合で生徒を引率した教員に
 交通費(旅費)を支給していない
 自治体が23府県に上ることが
 解った。

 部活による時間外勤務
 認めていない国の法令
 不支給の根拠とする回答が
 相次いだ。

 土日返上で指導する教員の実態と、
 法令との隔たり
 浮き彫りとなった。」

全国で47都道府県なので、
約半数(23府県)が
交通費も支給していません。

土日を返上して指導する先生に
休日出勤代も交通費も
支給されていない現実があります。

法令は部活による土日の勤務を
 認めておらず、

 部活は教員の自発的な活動
 整理されている。」

一般社会では、
サービス残業をなくすために、
色々な取り組みが行われている
現代にあって、

部活は自発的な活動と定める法令が
存在しており、その法令を
変える動きの小さいことが
残念です。

「残る24都道府県
 『支給する仕組みがある』と
 回答。

 うち20都府県は
 『生徒の安全を確保する
  責任がある』

 『部活は学校教育の一環』
 などとして
 『引率を出張と見なして支給する』
 としている。」

「『法令が支給を阻む
  要因になっている。

  支給したとしても
  “勤務ではない自発的な活動”に
  公費を充てることになり、
  法令の解釈上疑義がある。

  いびつな制度になっているのが
  現状だ』と是正を求めた。」

ご指摘の通りと私も想います。

現代社会に合った
法令に変えることが
大切ではないでしょうか。

先生方にも過労死や
過労による精神疾患は
多数、発生しています。

現実を直視して頂きたいと
想っています。

プッシュ通知を
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。