訪問介護の大切さと基本報酬
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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10月25日(金)の中日新聞の記事です。
訪問介護の人手不足が深刻だ。
ヘルパーの有効求人倍率は
2022年度に15.53倍を記録し、
人材確保は待ったなし。
その上、4月に訪問介護の
基本報酬が引き下げられ、
経営に苦しむ事業所が増えた。
衆院選が迫り、事業者からは
制度の改善を求める悲痛な声が上がる、
とする記事です。
「今春の改定で厚生労働省は、
訪問介護の基本報酬を
約2%下げた。
一方、
介護職員の待遇改善策
を講じた場合の
加算率を高くした。
だが加算を得ようと
人件費を上げた結果、
事業所の経営が圧迫される
ケースが発生。
『本山』など14カ所で
福祉サービスを展開する
コープあいちでは
23年度と24年度上半期で
比べたところ、
訪問介護事業の収支が
約3500万円悪化した。
別の事業でマイナス分を
補っている。」
今年度の「介護報酬改定」の影響を
コープあいちの実情を通して
学びました。本来の目的であった
「介護人材の待遇改善」が目的に合致しない
残念な改定策であったことを
認識しました。このような施策によって
介護事業者が法律に触れる
対応策を取ることに追いやっていると
私は想っています。
「コープあいちではここ15年で
登録ヘルパーの数が4割減り、
同時に高齢化が進んだ。
『本山』でも、利用者宅を訪問する
ヘルパーの平均年齢は60代半ば。
『意欲のある高齢スタッフに
なんとか支えてもらっている
状況だ』と平沢さんは言う。」
訪問介護ヘルパーだけの収入に
頼らなくても生活ができる、生活に余裕のある
「意欲ある高齢スタッフ」に
すがる制度になっていると
私は想いました。このような実態を
日本の指導者は認識して
介護保険制度を見直して頂きたいと
想っています。指導者の皆さまや親族の皆さま
ご家族の皆さまも
いずれお世話になる制度です。宜しくお願い致します。
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