梅田恭詞物語②

みなさん、例の画像は見ていただけましたか?
残念ながら予告通り、7月で削除させていただきました
でも、まだまだあります秘蔵写真
今後はどんなのが出てくるか・・・お楽しみあれ!

第二話「グレープヴァインが迫ってくる」

友人に誘われて初めてエアロビクスに参加したのは1999年4月の終わり
エアロビクスのイメージは”ハイレグ・レオタードの女性が「ワンツーワンツー」”
なんてのを想像して嫌がってた私に、友人が
「いまどきそんな人はいないよ。男の人もたくさんいるし、Tシャツ短パンだから」
となだめ連れってってくれたクラスがなんと無謀なことに、
競技エアロをやっているイントラの中級クラスだったのです
今考えれば、友人も友人です
「大丈夫、大丈夫。誰でも出来るから・・・」
この「誰でもできるから」に騙されてはいけません

そもそもエアロビクスが、他のプログラムに比べ
段階分けされているのには理由があるのです
難度(難しさ)・強度(運動のキツさ)を少しずづ上げていくことが
安全で、効果的であり、何よりも本人が楽しめるからなのです
この理論からすると、私はまず ”初心者・初級クラス” に参加すべきでした
もちろん、クラブやインストラクターによっては中級とうたっていても
初心者が十分楽しめるクラスも存在します
運動能力に初めから長けている人もいます

ここで、これを読んでいるみなさんにお願いがあります
みなさんは運動にもう十分慣れたかも知れません
ご自分がプログラムに初めて参加された頃のことを、
忘れてしまった方も多いでしょう
しかし、初めてプログラムに参加するということは、
とても勇気のいることです
そして誰もが、「上手にできたらいいな~」
「失敗したら恥ずかしいな~」と思っていることでしょう
その気持ちを安心へと導いてくれるのが ”初心者・初級クラス” なのです
お友達や周りの方がクラス選びに迷っていたら、
安易に中級・上級クラスを勧めないでください
その一回でくじけて、エアロビクスが嫌いにならないように・・・

では、私がくじけそうになった話の続きをしましょう

無謀にも入ってしまった中級クラスは前半なんとかOK
しかし、中盤にその時はやってきたのです 
スタジオ全体の左隅後列辺りにいた私に全員が
「グレープヴァインで迫ってきたのです」
私は弾き飛ばされ、窓にぶつからないようにある柵に激突
波が引いたかのように反対側に流れていったみんなに
安心し、油断した私に第二波がバッサーン
その後の後半も、グレープヴァインの度にあたふたしていたのを覚えています
でも唯一良かったのは、シャワーで汗を流し外に出た時に感じた
爽やかさたるや・・・運動するって気持ちいいな~と実感しました

あまりうまく動けなかった恥ずかしさと悔しさと、
でも気持ちいいと感じたエアロビクス
くじけそうな気持が少しはあったけれど、
その後に出会う数々のインストラクターのおかげで
エアロビクスが大好きになりました

まさか自分がインストラクターになるなんて、
思いもしないゴールデンウィーク前の春の夜でした~

つづく~