母の日

今日は「母の日」です

残念ながら「母の日」を感謝する人はもういません
生まれてから最期の日まで、何回母の日に感謝して気持ちを伝えただろう・・・

小さい頃は絵を渡したり、カーネーションを一輪プレゼントしたりした
社会人になってからは、ただ物を渡すだけで一緒に過ごすことはなかった

皮肉なことに、亡くなったのは母の日
何日か前から危篤状態だったので、母の日は24時間ずっと一緒だった
母の日が明けた深夜0時きっかりに、私たち家族のもとを離れていった

昔の人はよく言ったものです
「孝行したい時に親はなし」

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昨日は一宮市まで荷物を運んできました
その時に、お気に入りのうなぎ屋へ行ったのでご紹介
何店舗か暖簾分けでありますが、私の行くところは一宮駅にほど近いところ
「なまずや 一宮分店」

12時には休日は満員で待たされます
昨日は11時開店に行きました
お目当ての丼がコレ

御飯もたっぷり、うなぎはギッシリ
炭火焼きで、カリッと焦げ目もあって最高です
おいしかった~

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そのあと名古屋で笑福亭鶴瓶の ”鶴瓶噺”という公演に行ってきました
鶴瓶のあのおもしろさは、母親の影響が大きいらしいです

落語ではなく、まさに”鶴瓶噺”
あの人の周りでおきた、いろいろな事件(ネタ)を話していく

後半に近づくと小さい頃の母親とのやり取りがたくさん話される
最後はクリスマスの話
クリスマスツリーが買えない貧乏な家で、母親がとった行動は・・・
箪笥の引き出しを上から少しずつ開けていって、
段々になったところに、下着や腰ひもを飾り付けていく

「そんなんはツリーじゃない」とごねる少年鶴瓶
「これがツリーに見えんのか?」と大笑いする母
「情けないな~、これがツリーに見えんのか・・・」

ピンスポになって、鶴瓶がこう叫ぶ
「このツリーが世界一のツリーや!!」

バーンと暗転
ネオン管の箪笥ツリー
また一瞬暗転
次の瞬間
ジョンレノンの「HappyX’mas」とともに巨大なホントのクリスマスツリーが登場

箪笥ツリーがホントのツリーに見えるユーモアを持て
貧乏でも、そのくらいの余裕を持って生きろ!
・・・と言わんばかりの感動的な話でした

苦しい時ほど笑って過ごす
私の母もそんな人でした