久々に映画観てきました
チケットをもらったので、仕方なく・・・という感じ
社会派映画なので、正直好きなジャンルじゃありません
でも、アカデミー賞6部門ノミネート!!
「ブリッジ・オブ・スパイ」
トム・ハンクスの主演です
実はトム・ハンクスもあまり好きな俳優ではありません
物語は1960年代のアメリカとヨーロッパ
米ソが冷戦時代の真っ只中です
アメリカでソ連のスパイとして捕らえられた者と、
ソ連と東独で捕虜となっているアメリカ人との交換の話
トム・ハンクスはその交換の交渉役として、
あくまでも民間人の立場で臨むNYの弁護士
なかなかの演技でトム・ハンクスを見直しました
今までは、その演技のどこがいいのかよくわかりませんでしたが、
今回はいい味出していたと思います
もちろん回りの演技もよかった
スパイ役のマーク・ライランスは助演男優賞でノミネートもされてます
詳しい内容は、まだ公開中なので書きませんが、
納得のいく終わり方だと思います
それには、この映画が史実に基づいたものだということもあるでしょう
この映画を観て、最近の色々なことを考えていました
韓国の慰安婦問題、両陛下のフィリピン訪問、中東で起こっている戦争
こういった問題は、心が暗くなるのでなるべく考えたくはないです
しかし、心が暗くなるような問題だからこそ、
考える時間を持つべきだとも思います
ハッキリ言って、私一人が考えたところで何も変わらないかもしれない
世界中の殆どの人がそうでしょう
でも、この小さなひとりひとりがキチンと考えなければ何も変わり始めない
そんなことを思わせる映画だな・・・とも思いました
上映中でなくても、機会があったら観てみてください