食べ物で健康体

昨日、一昨日と夕方から、今日は一日い~い風が吹いて涼しいです
夏の盛りの一休み・・・という感じでしょうか?!

今日はちょとしたセミナーに行ってきました
健康体になるための栄養学です
もちろん健康体でいれば、運動効果も高いですし美容にもいいです

いろんな切り口はあると思いますが、今日のポイントは二つ
「糖質コントロールと鉄分摂取」
セミナーではもう少し色々話してくれましたが、私からはこの二つを提案します

鉄分は汗で出てしまったり、足底の衝撃による赤血球の溶血で鉄欠乏症貧血がおこります
症状は人それぞれで、自覚のない程度の人もいます
(*細かなことを知りたい方はコチラ)

貧血は血流のもたらす効果を阻害します
つまり栄養や酸素を毛細血管の先までしっかり運んだり、
疲れの物質や老廃物をフィルターである肺や肝臓などの臓器へ戻すことを弱めます
この循環がスムーズに行われてはじめて、運動効果が上がったり体の再生が行われるわけです

鉄分摂取には食品からが妥当です
サプリメントでは有効な鉄分を提供しているメーカーは少ないです
ここでは長くなるので書きませんが、興味のある方は個人的に質問してください
そして、食品も皆さんが思ってるものからとは少し違います

まずは、レバー
毎日食べるにはちょっと大変そうな代物ですし、コレステロール値が高いです
ホウレンソウ、これは意外と数字でいうと鉄分少ないんです

では、何から摂ればいいのか?
海藻、貝類に多く含まれます
脂肪を気を付ければ肉にも、そして魚にも多く含まれます
野菜の中にも多く含まれるものもありますが、吸収率からいうと海藻、貝、肉、魚ということになります
昔から言われますが魚の血合いは特にいいので、青魚をなるべく全て食べる方式がVERY GOODですね

魚の話になったので、どうして「肉より魚の方が健康的」と言われるかも少し書きます
世の中にはいろんな種類の油がありますが、細胞膜を構成するのはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の2種類
この二つは体内では製造できないので、口にしたものから摂取されます
細胞膜は局所ホルモンを分泌しますが、それが良いもになるか?悪いものになるか?は
この二つの脂肪酸の割合で決まります
理想の割合はオメガ3:オメガ6が1:4
しかし現代人の実情は実に1:10~40と驚きです

魚に話を戻しますが、オメガ3が含まれるのが天然の青魚
そして肉の油は体内で合成できる飽和脂肪酸
このことから考えると、必然的に「肉より魚を多く摂る方が健康的」となるわけです
もちろん肉の赤身には良質なたんぱく質がありますから、
適度に摂ることはとてもいいことだと思います

そして、次に糖質コントロール
今日の糖質コントロールはカロリーではありません
糖質を摂取すると血糖値を下げるために膵臓からインスリンが出ます
これは食べる量が多くても少なくても出ます
一日の中で何度も何度もインスリンを出すことになると、
膵臓が疲れてインスリンの分泌をコントロールできなくなります
これがひどいと糖尿病などのリスクが高くなるわけですが・・・

まだ病気までいかなくても、インスリンの分泌が不安定になれば太りやすい体質になります
また血糖値の上下が激しいと、低くなったときに糖質の枯渇が起き中毒症状がでます
激しい眠気、頭痛、吐き気や精神の不安定など・・・いいことはありません

よく「ダイエットをして、気持ちも体もスッキリした!!」というのは、この事柄も大きいと思います

糖質体質は体の酸化を起こしやすくなります
酸化=老化です
見た目だけでなく、がんへのリスクも高まります

具体的には甘いものや不健康そうなものを控えることです
洋菓子、和菓子、スナック類、清涼飲料水やインスタント食品などです
どうしても食べたい時は、裏技として食事にあとすぐに食べるんです
インスリンだけから考えると、同時に食べれば分泌は一回で済みます
でもこれは、いざという時だけですよ~

今回の二つに限らずストレスフリーが原則ですから、
どんな方法も我慢してのやり過ぎは注意です
自分のベストなところを見つけましょう!!

糖質コントロールで常にスッキリした体を、
鉄分摂取でキレイな血を末端まで流し、
健康体でいましょう