事件

リオ五輪も終わり、夏が少しづつ去っていく・・・
思い起こすと五輪最中はさほど大きな事件の報道は無かったように記憶します
どの報道機関も五輪優先で他のニュースは後回しになっていた・・・のかも、しれません
(SMAPの解散報道はありましたが、これは事件や事故ではないですね~)

ところが、五輪が終わった途端に大きなニュースが飛び交っている

台風は時期を調節できないですが、それでも今週に入って
全国で大きな被害が出てニュースになってます
今後も台風の影響が出そうなので、油断できません

埼玉県東松山市の16歳少年殺害事件は、とても悲しい出来事です
まだ全ての詳細は明らかになってませんが、親御さんや回りの方の心情を考えると胸が痛みます
この事件を受けて、昨年の神奈川県川崎市の河川敷の事件を思い出した
なぜ?同じ年くらいの少年同士で殺人が起きるのか?

そして、俳優の高畑裕太の事件
あってはならない事件ですし、被害者女性の体と心に受けた傷は計り知れないものがあります
もちろん、そのことが一番重要なことなのですが、私には母親の高畑淳子が気の毒でなりません
私は、子供が・・・特に男の子がしてはいけないことのひとつに「母親を泣かすこと」だと思っています
ホントにバカ息子です
仕事も順調で、ドラマやバラエティーに引っ張りだこだったのに・・・

高畑淳子は普段はとっ散らかった性格ですが、
芝居をさせたらものすごく真に迫るものがあります
大好きな女優の一人です
舞台も一度見に行ったことがありますが、それはそれはとてもよかったです
お値段以上・・・とは、このことでしょう

そんな女優が小さくなってマイク一つの前にポツンと立ち、
たくさんの報道陣から質問責めになってる姿をテレビで見ました
ホントはそんな姿見たくなかったのですが、車の点検でディーラーに行ったらテレビがついてました

確かに悪いのは裕太容疑者ですし、母親にも責任はあるかもしれません
でも、成人した大人の男をどこまで見張っている義務があるのでしょうか?
芸能界と言う特殊な環境で仕事をしている以上仕方のないことかもしれませんが、
あの報道陣の質問には不快感を覚えました
まるで母親が尋問されているかのようでした。。。
そんなこと聞いてどうする?
何の意味があるの?
視聴者がそんなこと望んでいると思う?
・・・そんなものばかりでした

いまインターネットを開いたら、同じ意見の人が世の中にもたくさんいたようです
そのことにはホッとしました
よかったら、そんな意見たちです

ディーラーで待っている時に読んでいた本は「会話術」です
上手に話すためのものではありません
会話術の極意は「聞くこと」だと書いてました
相手を知れば自然と話すことは見えてくる・・・というもの
時代が進み、物があふれる世界でもその中に溺れることなく、
相手を思い気持ちを察することができれば良いコミュニケーションが取れる
そして、全てがスムーズにいくような気がするんですが・・・

子供同士のまだ未熟な世界でも、
一緒に仕事をしてきた仲間でも、
使命を全うする立場であっても、
相手の気持ちに立って行動すべきでしょう
事件が事件になる前に・・・