“本気”になれる人とは

 

ミュージカル『クリスマス・キャロル』を観てきました。

昔から好きな松村雄基さん主演の舞台ということで
楽しみにしていました。

今年還暦を迎えた松村雄基さん。
スリムな体型、凛々しい眉毛はそのままに
優しい表情に刻まれる目尻のシワなど
年を重ねたからこその魅力も纏い、とても素敵でした


前から2列目ということで、
俳優さんたちの息遣いまで感じられ、ド迫力!

役者さんたちの“本気”を感じられるLiveはやはり最高です。

人の“本気”に向き合う機会って、そうそうないですよね。
“本気”との対面は、日常が全く違う分野に生きている人間の心も
大きく揺さぶるものです。

雄基さんは確か、スカウトされて芸能界に入られたと記憶しています。
詩吟の先生だったおばあさまに厳しく躾けられた雄基さん。
自ら俳優になりたいとは考えていなかったと思うのです。

でも、それから40年。
ずっーと一線で活躍されている。

その間、自分が望む仕事ばかりではなかったと思います。

なのになぜ、“本気”で取り組めるのか?

もちろんやってみたら楽しかった、自分に向いていた、
向上心が芽生えた。
そんなことはあると思います。

でもどこかの時点で「コレをやっていくんだ!」と
決意したのではないかと思うのです。

“本気”になれる人って
本当にやりたいことを見つけた人、というより
「コレをやるんだ!」と決められた人、なのかもしれません。

やることは何でもいいのかもしれませんね、実は。
もしかすると「コレ!」は自分が思ってもいなかったことかもしれません。

と思うと、いろいろな事に興味を持ってやってみる。
これに尽きますな。

何が自分でも思っていなかった世界の扉を開くきっかけになるかわかりません。
俳優さんたちの“本気”を浴びて感じたコト。


ちんまり。

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