出自を知る権利
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
について、
最新の情報、
皆様がお気づきでない可能性のある情報
をお届けしています。
皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
11月19日の私の投稿で引用した
民法の特例法案に関連した
11月21日(土)の中日新聞の記事です。
11月19日の投稿時には、
私が考えていなかった内容も
報道されています。
「提供精子で生まれた女性 苦悩」
「初めての妊娠では、
おなかの赤ちゃんが
胎児発育不全と判明し、
『AIDの影響か』と
おびえた。」
『この子たちのルーツは
4分の1が分からない。
もし遺伝的な
病気や障害のリスクがあっても、
医師に伝えることは
できない』
第三者の精子を使った
非配偶者間人工授精(AID)で
生まれた子ども達の
健康に関する実績は
まだまだ少ないと思われます。さらに、この子ども達を
支える仕組みも
これからと考えます。
「日本産婦人科学会は、
1997年に発表した
『精子提供者は匿名とする』
との見解を変えていない。」
「木村正理事長は
『今も精子提供者と
子、親の関係は整理されておらず、
精子提供者が急に
認知を求められる
懸念は拭いされていない。
現段階では、
見解を変えるには
ためらいがある』
と話す。」
今回の特例法案では、
「妻が夫の同意を得て
夫以外の男性から
精子の提供を受けて
妊娠した場合、
夫は自分の子であることを
否認できないとした。」と述べられているようですが、
精子提供者は父親として
認めないとは述べられて
いない様です。
「出自を知る権利は、
精子提供者のプライバシー権とは
対立する難しい問題だ」
今後も継続した議論が
必要だと考えます。
注目していきます。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。