バイオプラスチックは自然に分解するか

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

保坂直紀先生の
「プラごみ問題のモヤモヤを
 少し晴らす5回シリーズ」の
第二報です。

第二報では、
生分解性プラスチックについて解説し、
誤解を生んでいると思われる原因や
プラごみ問題の困難さを
解説されています。

バイオプラスチックという表現の中に
1.生分解性プラスチック と
2.バイオマスプラスチック が
あります。

のべられている通り
「バイオ」という表現が、
なぜか私たちに「環境にやさしい」と
感じさせる面があります。

「生分解性プラスチック」は、使用後に
土や水の中に存在する微生物によって
分解されて、水と二酸化炭素になります。

「バイオマスプラスチック」は、
プラスチックを製造する原料が生物由来、
植物や微生物を利用して生産されれば
そう呼ばれます。
今、私たちが使っている石油由来の
プラスチックと同様に分解しなくても
「バイオプラスチック」に分類されます。

今、問題になっている
「海洋プラスチックごみ」問題の解決の
方策としては「生分解性プラスチック」は
確かに可能性はあります。

第二報で私が重要と考えているのは、
最後の
「やはり基本は回収とリサイクル」
ここに重要なことがいくつも
のべられています。

地球温暖化対策の一つは
二酸化炭素の排出削減です。

生分解性プラスチックでも、
分解すると二酸化炭素は発生します。
リサイクルするために捨てる容器を
お湯で洗えば、エネルギーを使用する、
すなわち二酸化炭素を発生させています。

この複雑な関係の中で、私たちは、
プラごみの実態をよく知って、
地球温暖化対策と
海洋プラスチックごみ対策を
両立
させていかなくてはなりません。

 

 

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