校則なしの公立中学校

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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皆様のご意見も
是非、お寄せいただければ幸いです。
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共同通信の小川美沙さんと松本智恵さんの
投稿です。

「そのルール、一体誰のため?
 3回にわたって考えます。」の
最終回です。

「『校則なし』を実現した
 公立中学校がある。
 東京都世田谷区の区立桜丘中だ。

 服装や髪形は自由で、遅刻しても、
 教諭に大声で怒鳴られることはない。
 定期テストやチャイムもない。

 全国各地の学校ではいまだ、
 下着の色指定やツーブロック禁止など
 理不尽な校則がまかり通る中、

 桜丘中はどのように
 校則をなくしていったのか。
 前校長の西郷孝彦さん(66)
 に聞いた。」

私は、残念ながら、この中学校を
想像できません。

服装や髪形は自由、
定期テストがなし、は理解できても

遅刻しても問題ない、
そしてチャイムがない、は
想像できません。

「校則をなくしたもう一つの理由に、
 生徒に『非認知的能力』を
 身に付けてほしいという
 願いがあった。

 社会で活躍するための
 コミュニケーション能力
 柔軟な発想力など、
 紙の試験では測れないスキルを指す。

 そのために生徒に対し
 6つのことを実践した。

 ①言うことを否定しない
 ②話を聞く
 ③共感する
 ④触れ合いを積極的に行う

 ⑤能力ではなく努力を褒める
 ⑥行動を強制しない

 いずれも厳しい校則とは
 相いれないことだった。」

この6項目は、非常に大切だと
私も想います。

大人が中学生に実践し、
中学生がこれを体感し、
中学生自身も周囲に実践する。

素晴らしいことだと想います。

日本は1994年に
 『子どもの権利条約』を批准した。

 12条に意見表明権を定めており、
 生徒がルールや学校のことについて
 自由に意見を述べる機会は
 保障されなければならないはずだ。

 数年前、桜丘中でも生徒手帳に
 一部を抜粋して載せた。

 子どもたちに、
 君たちの権利は認められ
 大切にされているんだということを
 伝え、安心してほしかったからだ。

 信頼とは、そうやって
 つくられていくと思う。」

残念ながら、この
子どもの権利条約』が
十分にご認識頂けていないのが
現実です。

子どもたちに、
君たちの権利は認められ
大切にされているんだということを
私も伝えていきます。

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