教員の質、どう維持する
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中国新聞の昨年、12月31日(木)の社説です。
「小学校35人学級
教員の質、どう維持する」
「ただ、少人数化したからといって、
豊かな学びが担保されるわけではない。
いかに優秀な人材を確保するかが、
35人学級の成否を左右する。
文科省によると、
35人学級の導入に伴い、
今後5年間で計14,000人の教員が
あたらに必要になるという。
だが、近年、
教員のなり手不足が深刻化している。
教員採用試験の倍率は低下傾向にあり、
とりわけ小学校で顕著だ。
受験者数そのものが減り続けており、
20年ほど前には
10倍を超えていた競争率は
全国平均で2倍台まで落ち込んでいる。
意欲ある人材を確保するには、
現場の働き方を見直し、
教職の魅力を高めることが
求められる。」
私は競争率の数字上の低下は
気にする必要はないと
想っています。教員の過重労働が
問題化している中で、それでも教員になりたいと目指す
学生さんや社会人の方々の
意欲は敬意を表します。私が、今の学校で
変化が必要なことは、
1.教員の働き方改革と
2.新入及び若手の教員の
育成方法
だと、想っています。
「多様化する現場と向き合いながら、
いじめや不登校にも
対処していかねばならない。
日々の仕事に忙殺されている
現状を改め、
教員一人一人が
時間と気持ちに余裕を持って
働ける環境を整える必要がある。
国や自治体は処遇の改善はもちろん、
教員養成や免許制度の抜本的な見直しを
急がなければならない。
専門知識のある外部人材や
IT機器の活用など、
業務削減に向けて検討すべき課題は
山積している。」
私も、
ご指摘の通りだと想っています。教員が生徒と向き合う時間を
確保するためには、
様々な改善策が必要だと
想っています。教員以外でもできる仕事を
抽出して、外部にお願いする
仕組みの創出を希望します。私たち市民が、その仕組みづくりに
参加できる仕組みも
必要だと想っています。
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