ひきこもりは「自立」から「自律」へ
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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6月19日(木)の中日新聞の社説です。
ひきこもりの人やその家族を支援するため、
厚生労働省が自治体向けに
新しい指針を策定した。
指針の策定は15年ぶりで、
支援の考え方を大幅に見直し、
対象を広げた。
多様な要因から
生きづらさを抱える人に寄り添う
支援を充実させたい、とする社説です。
「支援のゴールも、従来は
就労や社会参加による
経済的『自立』
と考える傾向があったが、
当事者らと対話を重ね、
自らの意思で目指す生き方や
社会との関わり方を決める
『自律』を目指すとした。
『自律』を尊重することは
当事者の尊厳や主体性、
自尊感情を回復させ、
生きづらさを少しでも
和らげることにつながるはずだ。」
経済的「自立」から
精神的「自律」へ、と
私は理解しました。引きこもりを選択した皆さまの
「自律」を支援できる専門職が
求められています。ご指摘されている通り
「人材確保も急がねばなるまい」
その通りだと想っています。
「ひきこもり当事者は、
いじめや失業、人間関係など
社会の中で傷つき、
生きづらさを抱えたことで
他者との交流が困難となり、
自らを『ひきこもる』という
自己防衛状態に置いている
とも言える。」
「自らを『ひきこもる』という
自己防衛状態に置いている」
ご指摘の通りだと想っています。「当事者と家族の力では
困難から脱せない状況であれば
社会の支援が不可欠だ。」
ご指摘の通りだと想っています。これを各自治体に求めても
私は期待できないと想っています。各自治体は、専門職のいる団体を
支援団体として承認し、
金銭的な支援を行うべきだと
想っています。
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