校則は学校が決めている
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
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内田良先生の投稿です。
「理不尽な校則
なぜ変わらないのか
コロナ禍の校則緩和から
『学校依存社会』を読み解く」
コロナ禍から現在、
そして校内暴力が吹き荒れた
1980年代からの校則、
学校を取り巻く問題、
多様な視点から考察されています。私なりにまとめてみました。
「2020年、学校はコロナ禍にあって、
臨時休校や9月入学、校内の感染リスク
などが話題になった。
じつは、その陰で、少しずつ動いてきた
ことがある。
『校則』の緩和だ。
マスクは白色以外は禁じられていたが、
コロナ禍のマスク不足で多様な色が
認められるようになった。
一方で、
マスクが手に入りやすくなった今日、
徐々に揺り戻しの動きもみられる。
なぜ学校は、
厳しい校則を
維持しようとするのか。」
「学校側の対応を一言で表現すれば、
学校は平穏な日常の『乱れ』を、
先手を打って防いでいる。
校則をめぐる議論では
『説明がつかないものは改めるべき』
という意見がしばしば聞かれるが、
学校側からすれば、
校則には真っ当な
存在理由がある。」
この学校側の「存在理由」が
私たち一般市民にとって
理解できないことが
多いと想っています。「学校依存社会」は、
十分に考慮する必要がある
ことは、理解しました。
「厳格なルールにより
『正しさ』(例:白色のマスク)が
定義されるからこそ、
同時にその裏返しとして
『乱れ』(例:ピンク色のマスク)が
定義される。
ただの『多様性』だとすれば、
『正しさ』も『乱れ』もなく、
さまざまな個人が存在している
だけだ。」
私も、このご指摘に同意します。
コロナ禍の現在、特にこの
「正しさ」を主張する風潮を
心配しています。
「最後に、それでもあえて、
校則は学校が決めている
ということを付記しておきたい。
校則は、変えようと思えば、
学校で変えることができる。
頭のてっぺんから足の先まで、
学校が、子どもの身なりや
持ち物まで規定する。
子供にもう少しだけ、
『選ぶ』機会と
『考える』機会が
あってもよいのではないだろうか。
子供をもう少しだけ、
『信じる』ことがあっても
よいのではないだろうか。」
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