子どもの意見表明権

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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9月23日(木)の中日新聞の記事です。

大阪で3歳児が熱湯をかけられて
亡くなる事件が起き、
幼児の虐待死を
児相が守れない事実の一方で、

子どもの想いに関係なく、
児相が一時保護所に
連れ去る事実も
耳にするようになりました。

厚労省が、
児相に義務付けようとするには、
この事実が少なくはない、
ということと、

1994年に日本は批准したものの
周知が進んでおらず、

国連からの指摘に
答えるものでもあると
私は想っています。

メディアも、もっと
「子どもの権利条約」という
文字を訴えて頂きたいと
想っています。

 

「児相の一時保護所などで
 聞き取り調査をしたところ、

 『嫌だと言ったら
  “仕方がない”と説明
  された』

 『1日だけと言われたが、
  5ヶ月もいる』

  『一時保護の時はは、
   誘拐されたと思った
 などの声が出た。

 報告書では
 あらかじめ意見を聞くのが難しい
 緊急保護の場合も

 決定に不満がある子ども
 保護後に意見表明できる機会
 確保すべきだと提言。」

現在の日本の社会が
ここにも示されています。

強者である大人と
弱者である子ども。

大人の言うことを
子どもは聞きなさい、
と言っています。

「仕方がない」は
説明ではありません。

一時保護所などでの
 聞き取り調査では、

 『自分がなぜここにいるのか
  将来どうなるかわからない』
 との声もあり、

 子ども
 児相や施設職員との
 コミュニケーション不足
 が目立った。

 中村さんは
 『法律で意見聴取を義務づけ
  職員の意識を変えなければ。

 子ども1人ひとりの
 特性に合わせて
 話を聞くスキル
 高めることも必要だと指摘する。」

先の引用と同じです。

児相や施設職員に
子どもの意見を聞く意思が
見えません。

法律で意見聴取を義務付けて
職員の意識を変える事が
急がれます。

各自治体には
職員が子どもの意見を
聞く時間が作れるよう
人員の整備をお願い致します。

 

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