障害児分離教育に勧告

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9月10日(土)の中日新聞の記事です。

国連の障害者権利委員会は、
8月に実施した日本政府への審査を踏まえ
政策の改善点について勧告を発表した
という記事です。

勧告は障害者権利条約に基づいており、
日本への勧告は2014年の条約締結後、
初めてです。

残念ながらこの勧告には
拘束力はありません。

日本は女性差別や神殿も権利について
国連の勧告には背を向け続けています。
今回の勧告についての対応を
注視していきます。

 

特別支援教育を巡っては、
 通常教育に加われない
 障害児がおり

 分けられた状態が長く続いている
 ことに懸念を表明

 分離教育の廃止に向け、
 障害の有無に関わらず
 共に学ぶ『インクルーシブ教育
 に関する国の行動計画を作るよう
 求めた。

 通常学級が障害児の入学を
 拒めないようにする措置
 も要請した。」

素晴らしいご指摘です。
日本の特別支援教育の
問題点を的確に指導されています。

これは特別支援教育だけでなく
日本の教育の問題点だと
私は想っています。

記事では
「教育現場での人手不足」と
のべられていますが、

教育への投資を投資対効果で
評価しようとする財務省の考え方が
問題だと想っています。

この勧告で変わるとは
想っていませんが、
私たちの声に大切な応援を得たと
想いました。

精神科医療については、
 強制入院は障害に基づく
 差別
だと指摘。

 強制入院による自由の剥奪を認めている
 すべての法的規定を廃止する
 よう求めた。

 このほか、
 入所施設で暮らす障害者
 依然として多いことから、

 地域社会で自立した生活
 が出来るよう
 政府の予算配分を変えること
 も求めた。

 16年に起きた
 相模原市の障害者施設殺傷事件
 にも言及。

 日本社会の優生思想
 能力主義に起因しているとして、
 事件を検証するよう求めた。」

これも素晴らしい勧告だと想いました。

日本の障害者支援は
地域社会で自立した生活を送るための
支援に法制度は変わって来ていますが
実態はまだまだだと理解しています。

相模原市の事件についても
勧告の通りだと想いました。

私も含めた、私たち60代以上の
多くの皆さんが受けた教育は
「能力主義」であり
「優生思想」ではなかったでしょうか。

私は自分の根底には
この思想があると想い、
自分の想いをまとめている
つもりです。

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