自然や景観と風力発電

あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。

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10月2日(日)の中日新聞の社説です。

「東北地方を代表する景勝地、蔵王連峰。
 これからの季節、ブナやミズナラの木々が
 紅葉の見頃を迎えます。

 エメラルドグリーンに輝く火口湖
 『御釜(おかま)』
 とのコントラストはさぞ見事でしょう。

 その山麓の宮城県川崎町でこの夏、
 風力発電所の建設計画が中止になりました。

 風車は、高さが最大約百八十メートル。
 数は最大二十三基。

 『景観を破壊する』などの懸念が高まり、
 県知事や町長も反対に回った結果、
 事業者の関西電力が撤退を表明したのです。」

このままでは、地球温暖化や気候変動で
で私たちの生活が困難になるのも
時間の問題です。

私たちには何ができるのか、
コスト優先だけはやめる必要があると
私は想っています。

気候変動対策のため、
 化石燃料の使用を減らし
 温室効果ガスを抑えることは、
 全世界の課題です。

 風力発電など、
 再生可能エネルギーの創出
 急務であることは言うまでもありません。

 しかし、再生エネの負の側面
 も無視できません。

 風力の場合、景観や自然への影響のほか、
 低周波音などの騒音
 土地改変に伴う土砂災害の心配もあります。
 風力発電所の計画は急増しています。

 環境影響評価(アセスメント)の届け出件数は
 二〇一三年度に十一件でしたが、
 一七年度に九十二件
 二〇年度に二百六件

 それに伴うトラブルも多く
 東京工業大学環境・社会理工学院の
 錦澤滋雄准教授らの調査によると、

 一九九九年九月〜二〇一七年七月に
 七十六件に上りました。」

環境影響評価は大切なことです。

環境影響評価が
不要な場所や方法により
温室効果ガスを削減することで
目標は達成できないのでしょうか。

私たちの、今の生活は
もっと変えることができると
私は想っています。

「風力発電所の建設と、自然や生活環境の保全。
 これらはどちらか一方を優先
 させるのではなく、
 両立させねばならない課題です。

 手段はいろいろ考えられます。
 陸上を避け、洋上化を進める
 野鳥が視認しやすく、騒音を低減する
 風車を開発するなど。

 中でも大切なのは、
 事業者や行政が、住民や専門家
 丁寧な対話を重ねることでしょう。」

ご指摘の通りだと想いました。

地球温暖化対策や
気象変動対策で
金銭の利益を追うのは
辞めるべきだと想っています。

最優先は100年後も
私たちが安心して暮らせる
地球を守ることではないでしょうか。

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