より良い介護にするには
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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是非、お寄せいただければ幸いです。
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10月5日(水)の中日新聞の記事です。
介護施設などの職員による高齢者虐待の件数が、
ここ数年高止まりしています。
国は介護事業所向けの基準を改正し、
虐待防止の体制整備を義務づけるなど
対策を急いでいます。
介護の担い手不足が常態化する中、
いかに実効性のある研修などを実施していくか
模索が続いているとの記事です。
大切な課題であると認識しています。
私たちと意思疎通が困難になっている
利用者さんへの対応は
簡単ではないと想っています。
記事でものべられていますが、
私たちが育ってきた人生の中で、
リスクが高い人と低い人の存在は
否定できないと想いました。
日本のテレビ番組から
暴力の場面を消し去ることができるか、
ここにも課題があると想いました。
「『常に他者の目を意識することで
不適切な対応が減り、
虐待の可能性も減らせる』と
管理者の中山翔平さん。
9月に開かれた日本高齢者虐待防止学会で
発表され、虐待防止の新たな試み
として注目された。
職員の面談では、自己評価を基に
良い所を認めた上で、
より良い介護にするにはどうしたらいいかを
一緒に考える。
目標を定め、年度の後半には
達成状況の振り返りも。
『何が不適切な介護かが認識され、
お互いを評価できるようになった。
意識が少しずつ変わってきている』
と手応えを語る。」
素晴らしい成果だと想いました。
自分の良い所を認識し
さらに良い介護を目指す、
これが大切な事だと想いました。そして、介護職員の皆さんが
それぞれの目指す介護を
職場全体で共有する。虐待の芽のない
介護施設を創りましょう。
「日本虐待防止研究・研修センター
代表の梶川義人さんは
『懸命に介護をしていても
報われないことも多い。
施設側は各職員の
良さや頑張りを評価した上で
課題を伝えるなど、
やる気や自己肯定感を下げない
マネジメントが必要。
風通しの良い組織をつくり、
効果的な研修をした上で、
リスクの高い人には
一人夜勤はさせないなど
人的配置も考えるべきだ』
と指摘した。」
ご指摘の通りだと想いました。
日本の生産現場が作っている
スキルマップの介護職員版が
作れるのではないかと
想いました。
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