異質な他者と交流する
あなたの頼れる御用聞き 北浦一郎です。
公教育、命の大切さ、環境、女性活躍
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10月6日(木)の中日新聞「EYES」に掲載された
苫野先生の寄稿です。
同じようなやり方で。」
この日本の学校教育の基本システムは
150年間も続いています。
今でも、多くの日本人が
このシステムを当たり前だと想っています。
「同じ年生まれの子どもからなる学年学級制は、
この大量生産型のベルトコンベヤーに
子どもたちを乗せるために発明されたもの」
と、先生はご指摘されており、
私も同じ想いです。
日本の高度成長を支えた教育としては
正しかったと想っています。
これから求められるのは多様性。
学校教育は変わる時期が来ています。
互いに対等な存在だと認め合い、
共に社会をつくり合う。
それが民主主義の本質である。
しかしこの日本社会に、
世代や文化の違い、また障害の有無を超えて
日常的に交流している人が、
一体どれだけいるだろうか。
日頃から
異質な他者と交流することがなければ、
お互いに認め合うことも、
共に社会をつくっていく
ことも難しい。」
ご指摘の通りだと想いました。
「日頃から
異質な他者と交流する」
現在の日本は、
この交流がありません。学校教育の
基本システムを変える時です。
日本政府に対して
障害者分離教育の中止を勧告した。
障害の有無にかかわらず、
誰もが共に学び合える
『インクルーシブ教育』を
実現せよとの勧告である。
そのためにまず必要なのは、
『みんなで同じことを、同じペースで』
ではなく、
それぞれが自分に合ったペースや方法で、
時に異年齢や異文化の協働に
支えられながら学べるシステムを
構築することである。
それは障害の有無に限らず、
多様な人がもっと自然に
学び合える教育を実現することに
つながるだろう。
150年ぶりのシステムの転換が、
求められている。」
文部科学省も
「令和の日本型学校教育」として
「個別最適な学び」と
「協働的な学び」を実現すると宣言しています。
掛け声だけでなく、
具体的なシステムを
学校現場に提示して
現在のシステムを変えましょう。
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